実家にいると心配ばかりされて落ち着かなかった。

心配ばかりされるのも結構疲れてしまうので、私は昔ながらの友人宅へ向かった~
友人宅には何年ぶりだろう…わからないほど来ていなかった。

友人宅に着く。
外には、背を向けて火鉢を使っているオイチャンの姿が見えた。

私「ただいま♪」
そう言うと~
オイチャンは振り返りながら笑顔で
「いつ帰った?寒かろ?まぁいいから、早よ中に入れ。」

私はオイチャンにつられ、笑顔が溢れた。私は笑顔のまま、いつもの様に家に入った。
奥のストーブの前にはオバチャンがいた。

私「ただいま♪」
と言うと、
ポカンとして、
笑顔で
「生きとったか?」
~相変わらずストレートなツッコミに笑顔がまた溢れた♪

懐かしいとかの気持ちよりも
全身から無駄な力が消されてゆく…
そんな感じがした。

羽を休めるとは、こう言うものなのかな…
私は友人宅で
羽を大きく伸ばし、地に着く様にゆっくりと休めた。
実家に帰ると
家族が待っていてくれた。

祖母、長男、叔父のいる実家。
度々顔を出していたから当然だろうけど、何も変わっていなかった。
でも家族は何故か私を心配する。
体、ご飯、風呂、睡眠、服など…

私は仕事を探さないといけないのに
誰も仕事について言って来ない。

仕事探しに行こうとすると、祖母に引き留められた…


一週間くらい
ゆっくりしなさい。

私はわからないまま一週間待つ事にした。
11月18日、最低限の荷物をまとめ帰る仕度をした。
…夜行バスに乗り
故郷に向かった。

11月19日の朝、バス停から実家向かった。
時々顔出しに帰ってきた時は何も無かったのに…
何故か懐かしく…
何故か目に涙が溜まった。
胸にはポツンと空いた様な何かを感じたけど…よくわからなかった。