こんにちは。
クラージュ保育園のえんちょです。

今日がどんな１日になったらいい？

これ、私が毎朝

クラージュの理事長先生との打ち合わせで

聞かれることです。

もうね、ほんとに

毎朝毎朝

同じ質問をされるんです。

でも、思いつかないんですよ・・・

とにかく

安全が第一で

子どもたちが楽しく

スタッフのみんなも楽しく

いい一日だったなって終えられたらって

それしか思いつかなくて。

毎回

「楽しい１日だったなぁって思える日になったらいいです」

こんな感じで

答えているんですけど

理事長先生は

「そうなんだねぇ」

「ビジョンは大事だよぉ」

「で、どんな１日だったら嬉しいの？」しか言わないのです。

それもちょっとプレッシャーで

ここ最近はちょっと

「今日がどんな１日になったらいい？」恐怖症。

実は心の中で

「また始まったよ」って思ってます

でも人って不思議で

毎朝毎朝

同じ質問をされ続けると

「今日どんな１日だったら、私は嬉しいんだろう」って

ちょっと考えるようになるんですよね。

初めは正直

聞かれたらすぐ答えられるようにという

ただの理事長対策だったのですが

今朝ふと思いついて

今日はスタッフの役に立てたと思える１日になる

と手帳に書いてみました。

スタッフのみんなが、笑顔で

「おつかれさまでしたー」って帰ってくれたら

嬉しいなと思ったのです。

そしたらなんと

どうやったら〇〇先生が助かるかな、とか

どんな会話をしたらチャレンジングな仕事も楽しめるかな、とか

思い描いた理想の１日を創り出すために

ずーっと考えて

行動している自分に気づいたんです。

それも自然に。

やらされごとの

理事長対策で描いた理想の１日は

これを理想と言っていいのかどうか分からないけど・・・

頑張っても全然その通りにならないし

満足度も低くて

ただの苦痛。

でも

自ら描いた理想の１日は

必死に頑張った感もないけど

なんか気分がよかった！

結果、満足度も高い。

スタッフのみんながどう感じたかは分かりませんが

わたし自身は

みんなへの感謝の気持ちも湧き上がってきて

今日はいい１日だったなって思いながら

今、ブログを書いてます。

「ビジョンは大事だよ」

あの理事長先生の言葉も

今は少し違って聞こえてきます。

これは

子育てにおいても

同じことが言えるのかもしれません。

私たち大人ができることは

無理にやらせることでも

指示に従わせることでもなく

その子の興味のありそうなことに対して

情報提供することや

質問を投げかけ続けること。

詰問じゃなくてね笑

理解が難しい時期は

提案でもいいかもしれません。

そうすると

子どもは自分で理想を描き

その理想の状態を得るために

行動し始めるんだと思います。

それが

たとえ小さな子だったとしても。

クラージュの子どもたちを見ていても

うんうん！

納得できることが

たくさんあって

今度クラージュの子どもたちの

おむつが外れていくプロセスについても

書こうと思います。

今日は

理想を描くことの大切さを

実体験した１日でした。