強い気持ち強い愛 | なないろDreamer

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下駄履きの生活者ブログです。

モテキのDVDを買いました。レンタル落ちのですが、見れればいいので。

一話目に主人公藤本幸世は派遣の時に知り合った美人OL土井亜紀に誘われて飲みに行きます。クラブみたいなところで、小沢健二の強い気持ち強い愛のイントロが…

DJらしき男性が「1995年。地下鉄サリン事件、阪神・淡路大震災、国民ずっと落ち込んでサブカルチャー死んでた時、たった一人、細い体でそれに立ち向かったあの男、小沢健二。」←確かこんなことを言いながら、(クセになる話し方だった、良かったですね)
もう一人とろサーモンみたいな男性が大きな声で「強い気持ち!強いあいっ!」

そしてオザケンの歌が流れます。
モテキに興味持ったのもこの場面が大きいです。
私は、オザケンが好きでした。
フリッパーズギターが好きで解散しソロになり注目はしてました。

フリッパーズギターの時は「わかりあえないことをわかりあうのさ」
とか
「斬りつける言葉、僕は吐くだろう」
などなどニヒリズムが炸裂してましたが、ソロになり、愛に溢れた歌も作詩するようになりましたね。
何があったのか陽気になりました(笑)※深津絵里(仔猫ちゃん)との恋愛か!?

強い気持ち強い愛のスタンドアップ、ダンスをしたいのは誰?って流れるとワクワクしますね。

最後は加速していきます。
♪強い気持ち強い愛 心をギュとつなぐ 幾つの悲しみも残らず捧げあう
長い階段をのぼり生きる日々が続く 大きく深い川君と僕は渡る 涙がこぼれてはずっと頬を伝う
冷たく強い風君と僕は笑う
今のこの気持ちほんとだよね


同じような音程を繰り返し何度も何度も歌ってくるのには圧巻です。息もできないような感じになります。
歌詞も凄くグッとくるといった訳でもないのですが、なんといったらいいか歌になるとストレートにきます。

私くらい年齢である種類の人間の心をぐらつかせるドラマモテキの選曲。
あの歌の時は、まだハタチそこそこでその頃の空気を思い出します。
今なんて飲んで夜明けに帰るなんてないし。
悩みも多かったけど振り返るといい思い出かな。