娘の友達が全巻借りてきてうちにも回ってきた。
その時わたしは疲れていて戦争や戦闘ものはうるさいから居間でみてほしくないなぁと思っていた。
しかし… 台所から聴こえてくる声は凄く印象的で惹かれるものがあった。
娘は観ながら終始「かっわい~☆」と悶えている。
物語は徹底的な合理主義者でエリートサラリーマンである中年男性の主人公が、リストラをした同僚の恨みを買い、駅のホームに突き落とされることから始まる。

死ぬ間際、謎の存在Xは主人公のリアリストな言動と無信仰を咎める。
「弱者が窮地に追い込まれてこそ信仰は生まれる。
自分のようなサラリーマンは信仰など無縁である。」と反論をする。
そして神か?謎の存在Xは『科学が進んだ満ち足りた世で、社会的な強者で、追い詰められていないから。大変な時代に行けば信仰心もうまれると?』
そして戦争真っ只中の貧困層の孤児として転生する。
名前は、ターニャ・デグレチャフ
まだ僅か9才にして魔法適正が認められ軍に入隊をする。航空魔導師士官。階級は中佐。

ここまで来てタイトルを言っていませんでした。何故かというと誤解を招くようなタイトルでして…
それは「幼女戦記」カルロ・ゼンによる小説は300万部突破。
アニメ化され映画化も決まっている人気作だ。
しかし幼女という言葉で、どうもアブナイ趣味のお兄さんがみる萌え系かと思ってしまう。
私も、名前は聞いたことがあったが偏見によりスルーしていた。
今回ブログのタイトルを幼女戦記にしなかったのも、タイトルだけで読んでくれない方がいるかもと危惧したのである。
しかしながら、恋愛要素は皆無、萌え要素皆無な素晴らしい作品であった。
ターニャの声優が凄く迫力があり、子供だからこその舌足らずな話し方。なんてうまいんだ!?
びっくりしていると、娘は「魔法少女まどか☆マギカ」のまどかを演じた悠木碧と教えてくれた。
私は、またまたびっくりした。まどかといえばオドオドして頼りない話し方だった。
そんなに印象に残るような感じではなかった。
ターニャではメリハリが凄く、色んな幅がある声優さんなんだと一気にファンに(笑)
オープニン曲も歌っている。これまた迫力満点。名曲でした。ちなみにエンディング曲もいいです。
幼女戦記は、今BSにて再放送中です。
録画して観ています。


見た目は幼女でも中身は中年男性。前世の記憶あり。
なんとか転生した世界で平穏に生きたいと願うが?空回りばかりして、望んでいない戦争の最前線へ送り込まれる。
神(存在X)への宣戦布告
「ああ、神よ。貴様を切り刻んで豚の餌にでもしてやると。くそったれの神に、我らに戦場は不似合いだ。今こそ神の仕事を肩代わりしてやろうではないか。傲慢な神とやらを失業させてやれ!!
では戦友諸君、戦争の時間だ」
ターニャの容姿もキュートである。しかし、子供の皮を被った化け物とも言われる。
神への宣戦布告YouTubeへ行きます。