今日、漫画でぶせんをパラパラ読んでいました。
力夫君なるキャラが自殺(未遂)する時の台詞が「お母さん、ごはん美味しゅうございました。」みたいな台詞が続きました。
ん?
なんか…聞いたことある
美味しゅうございましたって…
あ~ アニメうる星やつらスクランブルラムを奪回せよ!で面堂邸にメガネが乗り込む時に言った台詞です。
声優千葉繁さんの素晴らしい語りがずっと頭にありました。印象深いシーンでした。
メガネ「今朝の納豆美味しゅうございました。
お昼のお弁当の酢だこ美味しゅうございました。夕飯のすき焼きの脂身美味しゅうございました。昭和59年春3月…」
それで私は、でぶせんがうる星やつらのパロディーをしているのかと思ったんですよ。
禁じ得ないと言う言葉も使ってたし。
そこで検索してみたら全然載っていなくて、まてよ?もしかしたらメガネが何かを使ったんじゃあ…と思い、美味しゅうございました遺書で検索したら。
ビンゴ!
円谷幸吉、日本の陸上競技選手でした。
父上様母上様 三日とろろ美味しゅうございました。
干し柿 もちも美味しゅうございました。
繰り返される美味しゅうございました。
引き込まれますね…
こうして事実を知った次第であります。
うる星やつらスクランブルラムを奪回せよ!!は、押井守監督の最後のうる星やつらでした。そのあとは、やまざき監督に引き継ぎされました。
子供ながらに最終回だと思いました。でもそれから三年くらい続きました。
脚本は伊藤和典さんでしょうね。
盛り上げるBGMも良かった。
メガネの重モビルスーツ。
これは後に押井守監督実写映画「紅い眼鏡」で千葉繁さんが着用する。
うる星やつらは、全然子供向けじゃないなと今は思う。
私より上の世代が見たらパロディーに気づいて面白いと思う。
団塊の世代の学生運動をアニメうる星やつらでやってのけたんだと思う。