ありえない出来事①
ついさき程のことですが……
ありえない出来事があった………
……………
いまから6年前に…
NANAKOたちはいまの場所に引っ越してきた
前は茨城県でした
そのときに出会ったある家族がいました
翼のひとつ下のひとりっこの女の子がいる三人暮らしの家族でした
建て売りで一戸建てを買った彼女達とそのころの家の近所にNANAKOたちがすんでて…
翼と班登校がいっしょでした
とくにNANAKOは親ではないから関係ないけど…
近所の買い物でもよくNANAKOをみつけては…
「こんにちは。」と声をかけてくるひとでした
Aさんはだいたい当時30くらいの人だと思います
ひとりっこの女の子はただおとなしいだけで…
とくにいじめはないけどあまり笑うのを見たことないくらい無表情なこでした…
ただくせものは…
この母……
NANAKOでさえママンを
とおし耳に聞こえてくる話は…
お子様でなくあのお母さんが母どうしのいじめにあってるようでした…
見かけもお子様とおなじに無表情で暗い感じ…
なんかNANAKOには彼女は不思議と苦手でした
ママンは病弱とゆうこともあるせいか
一緒にかいものにいったときなどにNANAKOをあらゆるとこからみつけだし…
あちこち出没しみつかってはなぜかNANAKOに他の学校の親たちの愚痴を聞かされてました
無視はできないからさりげなくあいづちをうつ程度でした
買い物途中につかまるとママンは病気で耳も悪いからすぐ、あんたきいてあげて…
というからいつもNANAKOが聞き役でした(;_;)
引越もきまったときも
買い物先でみつかりそのときに……
「今月で引越します、お世話になりました」と…
ママンがいったけど埼玉のどこ…とは
あえて教えませんでした
「そう…埼玉に…」
と彼女がつぶやいたのを最後に聞き…
茨城県から引越しました
それから…
一年たち何事もなく平和に過ごしたころ…
今の自宅からは遠い
モールにいったとき…
買い物してたら背後から
「こんにちは久しぶり」
…………とあの女が!
何でこの人が埼玉に
Σ( ̄□ ̄)!
でも気を取り直して…
「お久しぶりです。茨城県から埼玉に遊びにきたんですか?」
と勇気をだして問いた
彼女は…
「いいえ、うちも引っ越しして埼玉にきたの」
…………………
ありえない
なんでΣ( ̄□ ̄)!
どことは聞かず…
なぜかこの人から
早く逃げたくて…
細かいことは聞かずに
逃げるようにNANAKOはその場をたった
すぐにママンとこへいき
「あのひとが埼玉にきてる!」と
なぜか自分自身が動揺しているのがわかった…
…………②へつづく