こんにちは、みなさん。
今日は少し日本的な考え方を借りながら、最近何度も噛みしめている言葉について書いてみたいと思います。
「幸せを他人に預けず、自分の人生を進化させていくこと。」

日本には、とてもよく知られているけれど、あえて口にされることは少ない考え方があります。
――
「自分の機嫌は、自分で取る。」
つまり、感情や気分は他人任せにせず、自分自身で整えるということです。

私たちは知らず知らずのうちに、幸せを他人に委ねてしまいます。
友だちからすぐに返信が来ることを期待したり、
恋人がすべてを理解してくれると思い込んだり、
誰かの評価によって自分の価値を確認しようとしたり。

でも、相手が忙しかったり、沈黙したり、変わってしまった瞬間、
心の中に大きな空白が生まれてしまうのです。

しばらくして、私はようやく気づきました。
それは相手の問題ではなく、
自分が「幸せのリモコン」を他人に渡してしまっていたのだと。

日本社会では、「節度」と「距離感」が大切にされます。
他人を過度に煩わせないこと、
そして自分の感情を他人に背負わせないこと。
一見冷たく見えるこの距離感は、
実は自分自身を大切にする姿勢でもあります。

意識を少しずつ自分に戻し始めてから、
私の生活には静かな変化が訪れました。
一人でカフェに行って本を読んだり、
雨の夜にゆっくり散歩をしたり、
何の役にも立たなくてもいい新しいことを学んだり、
一人の時間を丁寧に過ごすようになりました。

どれも小さなことですが、
それらは確実に私の内側の世界を形づくってくれています。

自己進化とは、誰かに強く見せるためのものではありません。
誰からも反応がない瞬間でも、
自分の足でしっかり立っていられることだと思います。

日本語には「生き甲斐」という言葉があります。
それは、劇的な人間関係の中にあるとは限らず、
日々の小さな好きなこと、
小さな積み重ね、
小さな満足の中に宿るものです。

生活が豊かになればなるほど、
他人は「幸せの唯一の源」ではなくなり、
人生を彩る存在になっていきます。

もしかしたら、本当に成熟した大人とは、
誰も必要としない人ではなく、
一人でも穏やかに生きていける人なのかもしれません。

今日も、どうか自分に優しく。
期待を少し減らして、創造を少し増やして。
人生を、静かに、そして確かに進化させていきましょう