「サンタのともだちバージニア」につづく絵本の紹介。
『100万回生きたねこ』佐野洋子
僕が購入したものがすでに99刷のベストセラー絵本。インパクトの
ある表紙を見たことのある方も多いでしょう。僕も知っていました。
購入のきっかけは京阪千林駅の近くの喫茶店に置いてあったから。
「人間に飼われていた時はどんな飼い主に飼われても飼い主のことが
嫌いで、自分が死んだ時に泣く飼い主の気持ちが分からなかったトラ
ネコ。
そんなトラネコが初めて野良猫に生まれ変わって、奥さん猫が死んだ時
に号泣」。
子が親になった時や労働者が人を雇う立場になった時に初めて親や
雇い主の気持ちが分かる。というメッセージと僕は捉えました。
ベストセラーにふさわしく深さを感じる絵本です。
