6月初旬のことでした。

足が動かなくなり、ベッドに寝ていることが主になっている母に私は、

「お母さん、お母さん」

と執拗に?(笑)ベタベタしており、昔から身体接触があまり好きではない母は、そんな私を疎ましく思っているようでした…(^_^;)

それでも止まらない私は、さらにエスカレートし、ベッドの斜め横から母の背中に腕を回し、(この格好をするのには結構テクニックがいります)相変わらず

「お母さん、お母さん」
と尚もベタベタしていました(^_^;)。

すると…。今でも信じられないのですが…。


母が動く左腕をスーッと…。
私の背中に回して来てくれたのです。

まるで私を愛おしむかのように…。静かにスーッと…。


私の思い出の中に、母に抱きしめられた記憶はないので(写真にはありますが)

まるで生まれて初めて、母に抱きしめられたような感じでした。

力は弱かったですが、母なりに私のことをギューッと抱きしめてくれた…。


あぁ…。生きてて良かった…。
と、心の奥底から思いました。

もう何もいらない…。母からこんなに深い愛情を貰って、生まれて4○年にして、もう全て満たされたような感がしました。

お母さん、ありがとう…。

私はこれからどんな苦難が来ようとも、お母さんに貰った愛情を礎に、きっと乗り越えて行けると思う。

本当にありがとう…。
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今日のお母さん、いつにも増して私を見つめてくれて、しかも目がパッチリしています。

嬉しくて思わずパシャリ(^o^)/

明日もどうか、アイコンタクトがいっぱいできますように…。m(_ _)m
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右腕の麻痺が進んで肘が曲がって来ているので、少しでも楽になるように右腕にうさぎの抱き枕を抱っこするようにしてみました(*^o^*)

左腕も緩やかに麻痺が進んでいるようですが病院のリハビリでもマッサージしていただいていますし、私も母のマッサージ、頑張っています(*^^*)

何よりお母さんが一番頑張っていますから、私も頑張らなくては(^o^)/

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