私は貴方に恋をした。


この恋を人は『悲惨』だと笑うだろう。

だって貴方は2コ上の同じ陸上部の先輩。

それに貴方には美人で優しくて何でも

出来る完璧な彼女がいるから。


4か月前、部活に入って何も分からない私に

優しくしてくれて嬉しくかった。

だけど貴方には彼女がいました。


そんな貴方に言えた。

『先輩♪卒業しても彼女さんと仲良く幸せに

なってくださいね♪応援してますっ!!』

心では思ってない。

泣きたくて仕方なかった。

だけど、でも、貴方に迷惑かけたくないから

貴方の前では必死に笑顔をつくった。


卒業式。

桜の下で話す貴方と彼女さん。

見たくなかったけど、見てしまいました。

先輩との最後の会話。


『先輩♪2人共、卒業おめでとうございます!!

これからもLOVELOVEな2人でいてくださいね(笑)

それじゃぁ、今までありがとうございました!!』


「ありがとう。お前も幸せになれよ??」

「ありがとう。またね!!元気でねー♪」


泣きたいけど泣かないように頑張った。


先輩。1つだけ我がままをさせてください。

先輩の事、必ず忘れるのでそれまで好きでいても

いいですか?

先輩が優しくしてくれたことも自慢のように桜と彼女

さんの写真を見せてくれたことも。

嫌なこともいい事も辛いことも幸せだったことも、

全部忘れるからそれまで好きでいさせてください。


最後の我がまま叶えてください。