今更だが去年の秋の悪夢を振り返る。
去年はとあるトンボの当たり年でその界隈で少し話題になっていた。
今回はそんなトンボを狙いに行って撃沈したお話だ。
そのトンボの名は……………
スナアカネ
Sympetrum fonscolombei (Selys, 1840)
トンボ科に属し毎年少数ながら南から飛来する飛来種で胸部の滑らかな水色と複眼の真紅がたまらなくカッコいい。
コイツは年によって飛来数が変わり数年〜数十年に一度だけ大量に飛来する当たり年がある。(それが去年)
とは言ってもウスバキトンボの様に群れになって何百と一度に見れるほどではないし基本太平洋側の南にしか飛来しないため結構採集するのがムズい。
そんな訳でいそうな場所にマップで目星をつけて友達と行ってきた。
着くとすぐに大量のアキアカネがお出迎え
アキアカネ
Sympetrum frequens (Selys, 1883)
おいおい、この中から見つけんのかよ…
かなりの量に圧倒されるも一匹一匹見逃さずに確認していくと………………
ああぁぁぁあ!!!!
意外とあっさり見つかってしまった。
低木の枝に縄張りを張っているようでしょっちゅうアキアカネを追い回していた。
別カットで
どうやら成熟した綺麗な♂のようだ。
やはりアキアカネと大きく違うのが後翅の付け根付近の淡い朱色だ。
これは採りたい!
ただかなり距離がある上に場所がかなり入り組んでいて採集は困難を極めるがなんとか採れそうな位置に移動、二人がかりで採集しようとした途端一気に飛び上がって天空に消えていってしまった。
終わった……………………………。
でもこんな感じでいるならもっといるはず…!!と探し回るも影も形もない
挙句の果てに近くで熊が出たりオオギンヤンマを逃がしたりと散々だった。そのまま日が暮れて色んな意味で終了したのであった。
来年は絶対採る…!!あ、もう今年か