パーソナルジムに通い始めて約5ヵ月。
測定当初と比べると5.3kg減量しており、自分の中では概ね順調な経過と思っている。

文章にすると本当に単純明快な話なのだが、人間食べ過ぎれば太る。

さほど食べているつもりがなくても、加齢で基礎代謝が落ちているのにこれまでと同様に食べていたら、あっという間に摂取カロリーが消費カロリーを上回り、体重増加は免れない。


ならば食べる量を減らせばよいのだが、栄養バランスも考えずやみくもに制限すれば健康を損なうし、一時的に水分や筋肉が落ちて体重は減っても、肝心の脂肪が減らないのでは意味がない。

適切な食事量・内容を心がけるのはもちろん、リバウンドしないためには筋トレが必要なのだと理解し、筋肉量を増やすことが脂肪燃焼に一役かうのだと実感している。


食事制限には段階があり、まずトレーナーから指示されたのが、脂質を必要以上にとらないこと。1日の脂質量は40g、できれば30gまでに抑えよと言う。
指導当初、食事内容を書き出して計算したら、ゆうに60gを超えていた。
揚げ物や洋菓子、スナック類を控えるようにしてもなおこれだ。
今までどんだけ脂質とってたん…

私の場合、ネックはパン。
DOUTORやBECK'Sといったフード類もあるコーヒーショップは、仕事休憩中に利用しやすく重宝していたが、ここでの1食が20g以上あると知り戦慄した。
菓子パンは太るっていうけど、ホットサンド系もあかんのかい…

パン好きとしては、ベーカリーでのパン選びは至福のときなのに、もうメロンパンもダークチェリーデニッシュもチョコクロワッサンも塩パンも明太チーズフランスも食べられないってゆーの…?

(トレーナー曰くたまーにならよいらしいが、含みのあるたまにw)


仕事のある日のランチは、最近はそばうどん、回転寿司で乗り切っている。

が、そろそろ飽きてきてるので、何とか店選びの楽しみを見いだしたい。


間食の内容もすっかり変わった。
フィナンシェ、ガレット、カヌレ、バームクーヘン、ロールケーキ、ラングドシャ…
とにかく洋菓子が大好きだったが、卒倒するほど脂質が高いので痩せたいなら我慢するしかない。
じゃがりこやピザポテトにも別れを告げた。

ただ、仕事終わりの一服がないと夕飯づくりのエンジンがかからないため、間食はしている。
干しいも、ちくわ、オイコス、こんにゃく田楽あたりをローテで食べていたのだが、あんこの優秀さに改めて気づき、最近はスーパーの和菓子コーナーを物色している。

先日購入したのが、某所で話題に上がったヤオコーのどら焼き。

見た目が虎焼きだからか、庶民的な包みと価格のわりにどこか高級そうなたたずまい。

黒糖入りのしっとりとした生地とたっぷりのつぶあんがおいしくて、かなり満たされる。

これで脂質1.9gだからね。ホント優秀。

とはいえ、糖質はそれなりにあるので食べ過ぎには注意!


木村屋總本店のどらやき、武蔵製菓の大福どらも一緒に購入。明日のおやつにしよっかな。


ダイエットなんて誰のためにやるわけでもなく自己満足の世界。健康を著しく害していない限り、少々ふくよかでもいいと思っている。

なぜなら好きなものを心ゆくまで食べる幸せ、好きな人とおいしい食事を共にする幸せを知っているから。

逆の言い方をすれば、健康状態が危ぶまれるならば食事内容の是正が必要だということ。

それが子供の体ならなおのこと。

子供の健康管理は親の責務だからね。


生活習慣病を危惧する知らせを学校から受けても病院にかかる様子もなく放置し、朝食は用意せず、夕食は連日栄養バランスと衛生管理の悪そうなメニューが続き、さらには朝から兄弟の分のどら焼きまで食べようとする肥満児に何の疑問も差し挟まない親がアメブロ界隈にいるようだけれど、それはもう親でも何でもない、ただのだらしない同居人。


そんな人が、痩身加工をした偽りの体型をさらしては金儲けに勤しみ、そうして得た金を子供に還元することなく自分だけの贅沢に使っている。

何の関わりもないよそさまの家庭のこととはいえ、憤りと憐れみを感じずにはいられない。