先月の話ですが。
アロッタファジャイナ「被告人」観てきました。
裁判記録を脚本化した5つの短編のオムニバス。
最初の2つがごく最近の事件、そこから1960年代→1930年代ときて次は一気に15世紀フランス。
すべて実際の出来事とはいえ感覚的にリアルからファンタジーへ向かうことで色々薄まってしまった感。
構成は逆にしてくれたら最後もっとどんより色々考えられて良かったんじゃないかなって。
一つ一つの作品、演者の皆さんはそれぞれ役の背中まで見えるお芝居で良かったです。
息の詰まる思いで観ました。
現代では個人の欲望を満たすことがイデオロギー化してるのだなあ、とか思ったり。

うんまあ、正直、笹岡くんを観に行ったわけなんですけど。
外でどのくらいやれるのかなって思って。
歌もダンスも上手いの知ってるから、そういったものなしで観てどう思うかなって。
結果、やっぱり彼の芝居好きだなって思いました。
台詞にならない部分、飲み込んだ感情の存在を感じさせてくれる。
手と足指の表情が良かったな。
緊張すると足指がきゅっと丸まるの。
(あ、全員裸足でのお芝居だったんです)

その他特に印象に残ったのは、木嶋佳苗と被害者の娘の、毛を逆立てた子猫をあやすようなやりとり。
磯部浅一の信念とその裏の狂気の揺れ動き。叫び。
うん、観に行けてよかったです。
また機会があったらこの団体の別の作品を観てみたい。
あー!楽しかった!!なんか今日、すごくノリのいい舞台でした!!ヽ(´∀`)ノ
竹内エリックがとってもおちゃめさんで!!
なんかほんと今日はいつにもまして表情豊かな竹内エリック。
「眩暈だね」から「大丈夫!安心して?」の時に、アリエルを支える手にぐっと力が入ったのよかったなー。

「一歩ずつ」でもすごく楽しそう!
身振り手振りでアリエルをリードしてたつもりが、いつのまにか翻弄されてて、でもそれも楽しい感じ。
いたずらっぽい笑顔が、スッと真顔になる瞬間大好き。
あと「寝なきゃだね」から「おやすみ」までの間と表情がすっごい良かったの!
ちょっと迷う目をしてきゅっと口元に力入れて押し殺した声で「おやすみ」

「キス・ザ・ガール」で水かけられる→肩チョンってして鼻つつく→ひとしきり笑って→そうだ!君の名前を~の流れも可愛かったなあ。
なんかちょいちょいオフマイクでおしゃべりしてた。
そういえば同じく「キス・ザ・ガール」での丹下かもめさんのワワワ~♪が絶妙かつ面白すぎた(笑)

この日は席的にウミヘビ観察にはもってこいだったので、尻尾の具合とかめっちゃじっくり眺めた。ああやって留めてあるのか…ほほう。
一和フロットサムはいつも裏声のところがけっこう地声のまま歌ってました。そうなると普通にかっこいいのでなんか悔しい←
「お前は一生アースラ様の奴隷!」って台詞の「どれい」の言い方がなんか好き。ちょっと稚気的なS感がいい。

最近シェフルイが王子の襟元直したあと両頬をちょんってするので、大変保護者感。
あ、シェフソロナンバーの間はやったらめったらウインクしてた。
シェフルイっていえば(その時はシェフルイじゃないんだけど)コンテストの最後のアースラ襲来で腰の引けたファイティングポーズをする岩城さんが気になってます。

【おまけその1】アリエルに助けられた直後のあの乱れ髪がですね、なんか今日バッサバサしててツインテールみたいだった(笑)

【おまけその2】LMセンター最前に座ってた小さい女の子が、アースラ様怖くて泣きそうなのに一生懸命口を手で抑えてこらえてて、すごいな!って思いました。カテコで王子がちょっと覗きこむようにニコニコとその子に手を振ってて微笑ましかったです(^^)
なんだかんだで毎週リトルマーメイド。週刊LMみたいな。
通い詰めてるとレポとか感想とかまとめる余裕がなくなりがちです……。
ツイッターとかでさくっとつぶやいて終わっちゃったり。
それをまとめるだけでもしないよりいいかな的今週のLM感想。

奥田セバスチャンは大分馴染んできた感じ。
アンダー・ザ・シーの動きも段取り臭さが抜けて楽しそう。
リズム感がいいので観てるこっちも楽しいです。

丹下さんと荒川さんの身長差で鮫の先頭がスカットル枠と判明。
荒川スカットル、かつらも羽ももっふもふでぬいぐるみみたいだったー。
まず登場の第一声でうわ!荒川さんだ!ってなる。
丹下スカットルがひょうひょうとしつつちょっぴりうざめキャラなのに対し、荒川スカットルはなんかチャキチャキしててうざいキャラって感じ。
タップ音が軽快!丹下さんが2つ打つとこが荒川さんだと3つ鳴ってる気がするよ。

ウミヘビちゃんズ、週末だからか動きはちょっともったりしてる感はあれど声は絶好調。
特に一和くんの裏声がすごく響いてていい感じにキモチワルイ(笑)
あと中橋さんの仕草と表情がほんとにアホカワイイ。
「渦に巻き込まれ」のとこで目が回っちゃうの。

谷原アリエルのお芝居がちょっと変わったなって思う。
前は良くも悪くも素のままって感じがしたんだけど、少し秋さんアリエルの方に寄った感じ?
歌は相変わらずのびやかでとっても気持ちいいです。
生で聞いちゃうとCDはけっこう抑えめに感じるなあ。

竹内くんのエリックは「あの娘」のこと好きすぎでしょ。
だからアリエルに惹かれててもなかなかもう一歩が踏み出せないし、コンテストで期待を隠せないし(笑)
でもだんだんアリエルへの気持ちの比重が高くなって、最後にあの声の持ち主を振りきってアリエルを選ぶ下りは何回観てもキュンってなるね~。
タコ足に持って行かれながらの「アリエルーー!!」は悲痛かつ必死。切ない。

生の舞台って生だから、ちょこちょこ機構のトラブルとか物が落ちたり外れたりとか聞きますけど(実際目にもしてるけど)
その時の役者さんたちのリカバーが機転が利いてて素敵だなあすごいなあって。
舞台を違和感なく成立させる力。

おまけ。
ディナーのお料理紹介、「焼いて・茹でて・蒸して・炙る」の「炙る」の時の高橋さんの王子へのアピールがすごくて、最近毎回そこで笑ってしまう。