Little Friends -231ページ目

さぴか?サピカ?

不安をよそにスタートしたJR北海道のIC乗車券「キタカ」(⇒コチラ)


フタを開けてみると、新しいモノ好きの北海道人に大ウケで売切れる事態に…。


でも、二番煎じで登場した札幌市営地下鉄の「サピカ」は、予想どおりの不評。


札幌の場合、地下鉄、市電、バス相互で乗継割引が適用されるが「サピカ」では不可。もちろんJRでは使えない。


いずれも将来的課題としての見切り発車だけど、赤字の市交通局では市電への「サピカ」対応化は難しいし、札幌市から移管された民間バスも赤字。


一方でJR北海道は「スイカ」との相互利用を始めたものの、札幌市内の交通機関との相互利用はカードのデータ容量の問題もあって難しいらしい。


北海道の人だって、首都圏では「スイカ」を利用した方が便利だし、JR相互の利用より地域内での相互利用の方がはるかに利便性は高いはず。


JR主導のシステムだから仕方ないけど、まずは地域の利便性が先だし、その方が地域活性化にもなると思うけど…。

農業やりたいですか?

不況のあおりで、就農希望者が増えているとか。


食糧自給率アップという点では喜ばしいことだけど、テレビのインタビューで「安定した仕事がしたい…」と答えた人がいて気になった。


農林水産業は自然が相手、いくら努力しても水の泡になることも多い。動物が好きだから畜産業なんてのも甘い。ペットとはワケが違うし、残酷な現実にも直面する。


実は僕、1年弱だけど酪農をやったたことがある。


途中休憩はあるけど、朝5時から夜7時頃まで働き、牧草やコーンの収穫期にはさらに長くなる。年中無休だから週休1日が精一杯、給料も安い。


メリットもある。


乗用車、トラック、ダンプ、ブルトーザーにトラクタ、全部無免許で乗り放題(笑)。


毎日だだっ広いところにいたせいか、視力が良くなった。毎食丼メシをおかわりして、3ヶ月で11㎏痩せた。


でも、若いからできたと思う。今なら無理。まだラーメン屋の方がいい。何より、日本の農林水産行政は全く一貫性がない。今後、オバマ圧力が強まるだろうし、そうなればまた猫の目のように方針が変わる。


自然と政治相手じゃ、とても安定しているとは思えない。


…就農希望者はよ~く考えて下さい。

思い出の鉄道~湧網(ゆうもう)線

急行ネタに変わって、安直な新シリーズ(爆)!


昔、北海道の網走と旧名寄本線中湧別を結んでいた湧網線に乗った。たった1両のディーゼルカーは、帰宅の騒々しい高校生で混んでいた。


常呂(ところ)という駅で降り、駅前の古びた民宿に泊った。客は僕だけ。極寒の地らしく、ストーブをつけても室内は寒い。


サロマ湖の近くだから、刺身、フライ、バター焼き、煮物、味噌汁と全部帆立の豪勢な夕食!


…ウマかった。


翌朝常呂駅に行くと、ホームの向こうには、一面びっしり流氷に覆われたオホーツク海が広がっていた。


生まれて初めて見る流氷だったけど、その圧倒的な存在感と美しさに言葉も出なかった。


今は温暖化の影響で、ここまで見事な流氷は来なくなったはずだ。


サロマ湖、オホーツク、秋の能取湖のサンゴ草など、車窓の魅力の多かった湧網線だが、沿線の人口流出の続くこの地域では鉄道マニアだけでは利用客は増えず、JRに引き継がれることなく廃止された。


もし今も残っていれば、SLや観光列車を走らせたりできるのに…と思ったけど、終点の中湧別のある名寄本線もJR化後に廃止されたから、結局は消える運命だったのかもしれない。