Little Friends -154ページ目

続インチキエコ②

(続き)今の景気対策では景気回復にはつながらないし、リーマンショック以前の状態に戻るだけなら、もうごめんだと思う。


製造業の集中している地域は潤っても、北海道や東北のようなそうでない地域にとっては、労働人口が流出するだけで好景気とは程遠い状態だった。


日本一元気だと言われた愛知県も、僕が見た限り地域全体が潤っていたとは思えなかった。


結局、潤ったのは大企業と自治体だけ。地域格差、産業格差はますます拡大した。これを好景気と言えるのだろうか?


下請けには過酷なコストダウンを強い、大量の非正規雇用を安く使って、車や家電を大量に輸出する。これがいつまでもこの国の中心産業であり続けるのは不可能だ。


資源もなく、今後ますます若年人口が減るこの国で、大量生産大量浪費というアメリカ式経済は通用しなくなるからだ。


一部の輸出産業に依存しすぎた「輸出バブル」のリスクと代償はあまりに大きかった。この失敗は繰り返してはならないし、リスクの分散のためにも、これからのこの国に本当に必要な産業を育成すべきだ。


それは何か?


食糧自給のための農林水産業、そして本当のエコロジー産業だろう。(続く)

続インチキエコ①

「天地人」で有名になった加藤清史郎クン。与六(直江兼続)はかわいかったけど、最近の「こども店長」のCMはやたら流れていて、あのカン高い声にウンザリしながら見ている。


トヨタ以外の自動車各社も「エコカー」攻勢を強めていて、エコポイント交換が始まった家電業界も同様だ。


でも、車や家電なんて毎月買うものじゃないし、制約が多くて手続きも煩雑。わかりにくい制度にまともな制度はない。


定額給付金や高速料金割引もそうだけど、単発のばらまき政策を気まぐれに乱発しても景気対策にはならないし、税金のムダ使いになるだけだ。


だいたい、車も家電も買えない低所得者層をこれだけ大量生産してしまってから、今さら消費拡大もクソもないでしょ?


昨秋のリーマンショック以前のように、製造業が潤えば景気が回復すると思い込んでいるこの国の無邪気な政治。


一部の輸出産業に極端に依存しすぎるリスク。輸出がコケれば国中がコケてしまう。まだ同じ過ちを繰り返すつもりか?


この国の「エコ」というのは、エコロジーではなくエコノミーにすぎないとある方が書いていたけど、今回のエコカーやエコ家電政策ではエコノミーにすらならない。(続く)

インチキエコ

トヨタのプリウスが、5月の新車販売台数1位になったとか。テレビのCMでも、エコカーの宣伝がやたら目につく。


でも、エコと言うなら、前に書いたとおり、電気自動車への転換を早急に進めるべきだ。


乗用車だけでなく、バスやトラックなどの商用車、重機、農耕車だって同様だし、船舶、飛行機、鉄道だってそうだ。発電も暖房も、とにかくCO2を出さないためには、石油を燃やさないことが急務なはず。


本来なら、太陽光発電などに補助金を出すべきだろう。


いや、エコカーは景気対策だと言う人もいるかもしれない。でも、減税や補助金によって安くなったとは言え、激増した非正規雇用や失業者、生活保護を受ける人たちが、100万以上もするエコカーを買えるだろうか?


エコカーにしろ、家電のエコポイントにしろ、輸出産業に税金を投入しただけで、景気対策にもならず、貧困と格差のスパイラルはそのまんま。


高速道路割引にしても、今回の「インチキエコ」にしても、国民はしっかり利用しながらも、実は政府のうさん臭いやり方にしっかり気づいているのかもしれない。


そうでなければ、鳩が1羽暴れたくらいで、あそこまで支持率は下がらないだろう(笑)。