Little Friends -120ページ目

路線バス

日本中、どこにでも走っている路線バス。遅いし、乗り心地も悪いし、決して魅力的な乗り物ではないけど、僕はキライではない。


霧多布で乗った一日数本の路線バスは、小学生が通学に使う。車内でふざけていると、運転手が「ヒロシ、ユーキ、静かにしてろ!」と名指しで叱る。客も運転手も、みんな地域の顔見知りなのだ。こういう雰囲気は、ローカル路線バスならではだ。


路線バスは、後ろ乗り前降りが一般的。ところが、東京では大部分が前乗り後ろ降りが普通で、運賃は先払い。地方から来た人は、この方式に戸惑うらしい。


東京でも、市部だと加算運賃制になるから、後ろ乗りのイナカのバスが増える。市部には、西武新宿線の西武柳沢から青梅まで走る都内最長路線バスもある。


このバス、昔は中央線の阿佐ヶ谷発着で、僕は中学生の時に友達数人と冒険のつもりで乗った。

元ラーメン屋Gameraがゆく!-i.jpg
こまめに停車しながら、青梅街道を延々と走り、終点青梅まで2時間半くらいかかった。僕たちは、途中からグッタリしていたけど、23区とは違う多摩の田園風景は、これが同じ東京かと驚いた。


毎年、各地の路線バスが廃止されている。今のままでの生き残りは難しいけど、高齢化社会の地域の足として、うまく再生させてほしい。

ごみのはなし

先月から有料化された札幌のごみ収集。有料ごみは30%減少したとニュースで言っていたけど、最近は政府や自治体の言うことは信用しないことにしている(笑)。


ごみステーション(札幌ではこう呼ぶ)を見ると、確かにごみの量は減ったように見える。でも、分別方法が変わって収集日が増えたから減ったように見えるだけだと思う。


燃えないごみなどは、有料化前の駆け込みごみが激増した結果、一時的に減っただけだろうし、有料化されなかった雑がみという分別が増えたから、有料化された燃えるごみが減っただけで、有料化前の分別方法でくらべなければ意味がない。


要は、まず結果ありきの役所特有の不思議な論法にすぎず、自分に都合よく数字を操作して、自らの施策を自画自賛しているだけだ。


ごみ自体が減るような政策を推進する方が先なのに、それには手をつけず、分別を複雑にして有料化しただけ。


肝心の地方自治体が、中央以上にお役所仕事しかできないのでは、地方分権などは絵に描いた餅に等しい。


財政難を理由に、自治体職員の非正規化が進む官製ワーキングプアも問題で、自らの既得権益を守るためならやりたい放題の官僚たちをなんとかしないとね…。

また銭湯

暑くなってからは、近所の銭湯に行かなくなっていた。でも、昨日は寒かったし、かなりお疲れ気味だったので、久しぶりに行ってきた。


普段よりは混んでいたけど、それでも3~4人程度。僕が浴槽でくつろいでいると、髪の長い可愛らしい女の子を連れた若い父親が入ってきた。


エロ自慢の僕でも、一部のマニアのように女児を愛好する違法な趣味はないが、僕の粗品を指さして「パパより小さいね!」などと言われたらどうしようと緊張した。


いつも一緒に風呂に入っているのか、父親は慣れた手つきで自分と女の子の体を洗い、髪を洗う。父親の優しい声と女の子のはしゃぐ声にエコーがかかって、男湯の中に響く。


僕が銭湯に来る時は無人の時すらあるし、誰かいたとしてもみんな無言だ。


でも、僕が子供の頃に行った銭湯は、親子連れや近所の人と一緒になることも多く、お湯の音、風呂桶の音、そして話し声で、大都会東京でも銭湯は賑やかな場所だった。


風呂から上がり、脱衣所で涼んでいると、女の子は父親の背中を一生懸命こすっている。大人になっても、父親の大きな背中のことは覚えているに違いない。


子供嫌いの僕だけど、この時は少しうらやましく思った…。