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じぶんかいほう

つながるあんしん つくるよろこび はばたけるじゆう

ひさしぶりの日記更新です...

先日、山梨県上野原市(旧・南都留郡秋山村)の「秋山温泉」に
日帰りで行ったときのことです。

ぼくは気持ちよく温泉施設を利用して、送迎バスの時間が近づき
「さあ帰ろう」と思った矢先、

「お客様のお呼び出しをいたします、マッサージをご希望の○○さま...」
などという大きな館内放送に、かなりびっくりしてしまいました。

その放送による気持ちの動揺のためかどうかわかりませんが

PASMOとJRの「北海道・東日本パス」フリーきっぷを館内に忘れてしまい、
送迎バスで駅に到着したときに気がつきました。

もう疲れたので、その日は中央線で自宅に戻り
翌朝、温泉施設に電話で問い合わせたところ
「フロントに届いています」とのお返事。

そこで、翌日の同時刻に再度、上野原駅からの送迎バスで
秋山温泉に馳せ参じることになりました。

さっそくフロントに赴き、パスケースは無事、ぼくの手元に戻りましたが、
昨日の放送の件も、自分は大きな音に過敏なので、
配慮してほしいなどと、自分の意見を伝えました。

帰りの送迎バスに時間があるので(路線バスはない時間帯)
その日は風呂には入らず、昼食と休憩だけをとることにしました。

昼食は好物のもり蕎麦をいただきましたが、途中、食堂スタッフの女性が

「いまから放送を入れますので」と、教えてくれました。

昨日と同様、呼び出しの放送は「無事」発信されましたが、
こころの用意ができていたので、気持ちが動揺せずに済みました。


昼食が無事済み、送迎バスを待つ時間、
ぼくは、ひさしぶりに大粒の涙を流していました。

温泉施設スタッフの対応が、とてもよかったとおもうと同時に、
ぼく自身も、以前のように放送にたいして感情的にならず、施設のフロントスタッフに自分の意見をしっかり伝えることができていました。


もしかしたらほかのひとと比較すれば小さな一歩のようでも、これはぼくにとっては大きく前進、成長したようにおもいました。
「よくがんばった」自分自身をほめてあげることができて、よかった…
理性を持ち、かつ、おだやかなことばで伝えることの大切さを学びました。
学ぶことに年齢などは、関係ないとおもいます。

温泉で身体も心も浄化され、癒された一日でありました。