こんにちは。
あきやましずえです。
自分には当たり前になったことで、
人さまに話すとびっくりされること。
アメリカでは
「医療保険は自分で用意する」
というのがあります。
1999年、アメリカに移住した時
実は、
一番驚いたことかもしれません。
個人で医療保険を用意する
＝自分で保険の会社を選び
契約して健康保険を「買う」
ということ。
雇用主がやってくれないって
どういうこと？
って思いますよね。
やってくれるのは
保険会社の紹介までです。
↑懐かしのテキサスのリビング
今年度はこれこれこれ、の中から
ご自分とご家庭にフィットするもの
えらんでね、と言われても
「は？」ですよね。
「医療保険ですよ。医療」
「病気になったらみんな
お医者さんに行くでしょう、
それのこと。
みんなに必要じゃない？」
その医療も
自分の裁量で、
自分の経済力で買う、のです。
国が保証したり援助したり
はありません。
＊生活保護をべつにすると、です。
日本はその点、
とってもいい国。
医療・医療費については
手厚いこと世界でトップを争うくらい。
日本医師会のページに飛びます。
本当に幸せな国です、日本。
アメリカでは、
いくら病気が重くても、
医療保険に入っていなければ
病院側から
「診れない」といわれるの。
医療保険のない病人さんは
気の毒にも
「医療費を払えない人」
なんですね。
まぁ、面食らいました最初。
＊あ、病院で門前払いを
くったわけではありません。
念のため💦
会社などからの派遣で
駐在されるご家庭は、
会社単位で
医療保険も保証されていますね。
でも、研究者たちは
それぞれが独立した、
いうならば個人事業主。
それぞれが自分で
なけなしのお給料から
医療保険を買う、わけです。
その保険のカバレッジによって、
選択できる医者が決まります。
日本の国民健康保険制度は、
ほんとうに素晴らしい制度です。
それぞれのご家庭が好きに
「かかりつけ」のお医者さんを決めて、
自分の行きたい病院に
必要に応じて通えるのですから。
「いつでも誰でも、
必要な医療サービスを
少ない費用負担で受けることができる。」
日本医師会のHPより抜粋
この一文がどれほど
日本の国の人々を支えているか。
これは何ものにもかえがたいと思います。
自分で医療保険が買えなければ、
安心して病気にもなれへんのって。。。
「あたりまえ」だと思っていることが、
ちょっと視点を変えてみると、
けっこう「特別」だったりしますね。
山あり谷あり。
海外生活といえばセレブ的✨な
ものばかりではなく、
わたしたちのような
生活もあるんです〜。
今日もあなたらしい1日を。
Have a wonderful day♡
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