「あら〜〇〇に×年もおられたの?

じゃあ〇〇語ぺらぺら、でしょー?」

って、そんなわけ

あるわけないじゃん!!

 

 

 

こんにちは。

暮らしと子育てアドバイザー、

あきやましずえです。

 

その国にすんでいるだけで

その国の言葉をしぜんに吸収して

ネイティブになっていく?

という幻想はなしにしましょう。

 

 

 

そんなこと、無理!ですから。

それができるのは、おこさんたちだけ。

それも幼少期(2才ごろ?)から

先日お話ししたように学齢期の始めまで、

「読み書き」を学ぶまで、

その国に滞在した場合。

そしてちゃんとその国の

学校(現地校)に通った場合だと思います。

 

 

7才半でドイツからアメリカに移った娘。

ESL(英語が母国語ではない子どものためのクラス*)は

1年たたない間に終了しました。

でも、ドイツ語はすっかり忘れちゃった。

ドイツ語ネイティブだったのにね。

*English as a second lanugage

 

 

 

かたやアメリカにきた時1才半だった息子。

お家の中では日本語厳守。

4才からどこかに通いたくて保育園に行き始め、

ESLとは縁のない学校生活で。

 

 

 

この二人の英語力を比べると、

ちょっと息子の方が上、なんです。

耳がいい。

娘が聞き取れない、若者の音楽の歌詞♪が

息子にははっきりわかる。

 

 

 

言語習得って繊細です。

 

zoo

 

だから、大人はネイティブをめざすなんて

しなくても大丈夫よ。

わからないことはわからない、と

たずねる度胸さえあれば

あなたはどこの国でも生きていける。

 

 

 

「あら〜〇〇に×年もおられたの?

じゃあ〇〇語ぺらぺら、でしょー?」

っていう人のことは、

もう放っておきましょー。

 

 

 

ってことで⭐︎

それでは、また。