発想が面白くて、正義や道徳などの意味を考えさせられるSF作品。

監獄が舞台で、巨大な縦穴構造の建物である。中央の穴を通じて食事が載ったプラットフォームが上下し、各階の囚人はその周囲で生活している。つまり、上にいる者が自由に食事を食べられて下にいる者はほとんど何も食べられずに飢餓状態になってしまう。そして、一か月ごとにランダムに階が入れ替わる。

テーマだけで、かなり興味をそそられた作品だったが、期待どおりでいろんな人や考えが出てきて、面白かった。映画冒頭に出てくる本「ドン・キホーテ」の演出の意味が観終わったあとにわかるが、ただのSFというより社会構造や理想と現実を考えさせられるものだった。

 

参考