入院3日目の日記で途切れておりました。あまりに記憶が消えてしまったので、超ダイジェストで記録として書き残しておきます。
そうです、入院4日目1月10日午後2時56分に無事に男児を出産いたしました。
しかしながら、前日に「帝王切開は嫌だな」と書いて終わっていましたが、嫌だなと思った帝王切開にての出産となってしまいました。
促進剤3日目は、初日・2日目とは異なる薬剤に変更をして(もうすっかり薬の名前は忘れてしまいました)最後の一踏ん張りとなりました。3日目の薬は「陣痛」を強くする薬らしく、その前の二日間の痛みとは全く異なるくらいの痛みがやってきました。
どんな痛みかと言われたら「腰が砕ける!!!」感覚です。立ち会ってくれていた母曰く、その腰が砕ける痛みが長く続くようにならないと赤ちゃんが出てこないと・・・。私は1分くらいの強烈な痛みと3分~5分の休憩を繰り返していました。あまりにその痛みが来る事が恐怖となって、痛みの波が小さく押し寄せてくると、その後の強い波を身体が察知してこわばるし、気持が「恐怖」を覚えて痛みが小さくてももう「痛い」と騒いでしまう自分がいました。
でも、少しでも楽しく明るくと思って気を紛らわせようとするのですが、痛みには勝てない・・・。そんな中自分で「来るとわかっている痛みを待つほど辛い事は無い~~~、この痛みは貞子だ~!」と騒いで助産師さんに大笑いをされました。陣痛の間に「貞子」とかいう妊婦は初めてだと・・・。
だって、「来る~きっと来る~」ですよ。もう、頭の中には「陣痛が来る~」と鳴り響いていたのでありました。
促進剤投与は3日が限度と言う事だったのですが、朝から点滴で入れていて、やはり子宮口の広がりが見られず、そういわれるとなんだか痛みを我慢するのもどんどん辛くなる自分がいました。自分は「和痛分娩」という麻酔を使った分娩を希望していたため、分娩の前は食事は禁止となっていたので、朝ご飯を抜いて挑んでいたのですが・・・αちゃんが出てくる気配がないとなると、空腹もこれまた辛くなってくるのです。そして昼過ぎの回診でも子宮口の開きに進捗が無い事を見てお医者様が「あと30分くらい見て変化がなかったら、赤ちゃんの体力の事もあるので緊急で帝王切開に切り替えましょう」という提案があったのです。
「あと30分・・・」
そう、ここ数日こんなに痛い想いをしていたのに開かなかったものがあと30分で開くのか?!と私はもうほぼ「あきらめモード」に入っていました。帝王切開ならばこの陣痛の痛みとさらばできるのならば、いち早く帝王切開をすべきではないか?!と・・・。押し寄せる痛みと戦いながら先生の話を聞いていたら、もうこれ以上いつどうなるかわからないのならばもう、すぐにでも帝王切開をしてほしいと思ったのです。そこで、私は「もうあと少しだけならば、もうギブアップします」と白旗を揚げたのでした。痛みから逃げたい一心になってしまっていたので、自然分娩は諦めたのです。
しかし・・・結果としては、手術の麻酔をするまでは促進剤が身体に入ってしまっているので、「ギブアップ」はしたものの、痛みはしっかりと波になって襲ってくるのでありました。
でも、「もう痛みから解放される」と思ったとたんに、変な力みは無くなったので、身体が少し軽くなったような気がしました。
午後1時30分過ぎに帝王切開を決定すると、あっという間に2時過ぎに手術室への移動となりました。その後の手際の早い事!!!私はまな板の上の鯉状態。されるがままに手術台へ。
凄いのは「麻酔」・・・。麻酔を入れたらばどんどん身体の痛みが鈍くなり、、、もちろん感覚も鈍くなくなっていったのですが、あの辛い陣痛からは解放をされていったのです。しかし、下半身の麻酔なので、頭はクリア。妙に冷静な自分がいてこれまた不思議な感じでした。
ありがたい事に、夫が立ち会いをしてくれて、ずっと手を握ってくれていました。
そういうキャラの夫ではないのですが、やはり手術ということでもしもの事もあるわけで・・・。本当にありがたかった。普通の出産にはその場には立ち会わなくてもいいかなと思っていたけれども、やっぱり手術となると心細いし、逆に自分で手術のシーンを見る訳にもいかないので、そうなると産み落とす事えの実感も自分としてはあまり無いままになる・・・と思うと、手術を見届けてくれる夫がいてくれる事は本当にありがたいと思った。
結果としては夫は私のお腹から息子が取り上げられる様子をしっかりとその目に焼き付けてくれたのでした。私の実感としては、お腹をすーっと切り裂く感を感じた後に、ぐぐっとお腹の筋肉を開いてそこから中にいたαちゃんをぐぃ~っと引き出す感じは感じました。息子が出てた瞬間はお腹の中が久に空っぽになって軽くなる感じ・・・。何とも言えない感覚がお腹のところに残りました。
しかし、この丸3日間の苦労は1?と思うくらいあっという間の誕生。実際取り出すところは「5分」程度という実態。逆子のときに一度帝王切開をと言われましたが、だったらこんなにいろんな痛みを経験するよりもとっととお腹を切ってしまった方が良かったのかもしれないと少々後悔もしましたが、まあ、仕方ないですね。
息子の身体についた血等を拭きとったあとに、私と夫のもとに息子はやってきました。ちっちゃなちっちゃな息子。テレビで見るように大声では泣いてはいなかったけど、とにかく無事に出てきてくれて、元気でいてくれた事が嬉しくて涙がこぼれ落ちました。
帝王切開ということで、すぐにお腹を閉じる手術が待っているので、残念ながらカンガルーケア的な事は全くできず。顔合わせをしたら、その後すぐに夫とともに手術室の外へ出され、お腹の縫合は自分だけで受けるという状態でした。私の縫合手術の間は、なんと夫と息子の蜜月タイム。私の手術が終わるまでほぼ息子と二人っきりの夫は、実は何をどうしたらいいのかわからず結構困ったと後で聞かされました。(笑
縫合手術が終了したら、病棟へ移されて様子を見ていたのですが、しばらくしたらば産まれたての息子を連れてきてくれました。(私の病院は「母子同室」が基本なのです)
下半身が全く動かない状態ですが、私のベッドに息子を置いてくれて、なんと出るか出ないか怪しいおっぱいを吸わせる事になったのです。
本当に不思議なもので、だれも教えていないのに、おっぱいを口に含ませると「ちゅーちゅー」と息子はおっぱいを吸うのです。お乳が出ているかは全くわかりませんでしたが、何よりもおっぱいを口に含んでいる息子を見たら、なんとも言えない気持になりました。とてもとても「いとおしい」気持。そして不思議なのが、息子がおっぱいを吸う度に私の身体の奥の方が「きゅ~~~~」っとなるのです。その奥の方というのは「子宮」のあたり。そうなんです。「授乳をすると子宮の戻りが早くなる」と言われていますが、まさにそれを実感する感じでした。吸われるたびに子宮が反応をするんです。何とも言えない不思議な感じ。でもその感覚がまた息子を身体で感じられる母ならではの喜びだと思いました。
何はともあれ、五体満足で元気な息子の誕生にホッと一息、そして喜び。
2014年1月10日、新しい命がこの世の中に産み落とされた大切な日となりました。
αちゃん改め、息子くん。ようこそ、この世界へ。とにかく無事にあえた事に感謝するばかりでした。
はっきりいって、忘れていました。
このブログの存在を。
なんで「裏」をつくったかまったく覚えていないけど、ピグを作りたくて登録しようとおもったら「73Street」が登録されていてビビッたけど、ログインできちゃったのよね。(笑
いったいいつ自分が登録したかまったく覚えていないのですが、とりあえず何かテーマを決めて裏を運営してみようと思う。なぜならば「ピグ」がやりたいから(笑
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