帝京、悪夢の九回逆転負け 責任を背負い込む主将
八回までわずか2安打で零封。それだけに、九回は「少し完封を意識した。連打を浴びてから、カウ
ントをとりにいってしまった」。失策で2点差となると、フルカウントから四球をおそれて、高めの直球が真ん中よりに入り、右翼ポール際に満塁弾を浴びた。
土壇場でのまさかの逆転負けに「自分のミスで負けた」と松本。主将として責任を一身に背負い込んだ。「高校野球ですね、これが…」。甲子園春夏通算51勝の名将も、うなだれるしかなかった。(小川寛太)
逆転負けの帝京・石川「あの一球がなければ…」
●帝京・前田監督「渡辺はいいペースで投げていたのでこのままいけるだろうと思った。勝ちを意識しすぎたのかな」
●帝京・石川捕手(九回に逆転され)「全部完璧だったけどあの(本塁打の)一球がなければ…。一球の重さを感じた」
●帝京・伊藤一塁手(背番号1。登板がないまま敗れ)「ゼロが続いていたので登板予定はなかった。九回は3点差があったので、みんなの心のどこかに勝ちを意識したところがあった」

