作家高橋治氏の小説『風の盆恋歌』の中に登場する花・酔芙蓉。

今では前夜祭の廿日から本番の九月一日・二日・三日まで各家庭の軒先を艶然(?)と彩る花になっており、両者は切っても切れない関係らしい。

風の盆前夜祭はすでに廿日から始まっており、各町ごとの町流しはわずかに夜の二時間だけなのだが、人出も多く、賑わっているとか。

威勢が良くて、賑々しい町流しではなく、哀切な胡弓の調べに乗せた幽幻優美な踊りがおわら風の盆なのだが、さすがの人気振りだ。

前夜祭が始まったら、我が家の酔芙蓉も開花の準備に入ったようだ。蕾もだいぶ膨らんできた。

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背丈は120㎝ほど。因みに冬は地上部は枯れ、次春に新しい芽が出る。




先日通りすがりに見た芙蓉の花。大輪じゃなくてもよいので、こんなふうに花数多く咲いて欲しい。
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予報通り、今日は晴れてはいるが、蒸して暑い。油蝉もしきりに鳴いている。

くれぐれも熱中症には気をつけて!

お盆が終わり、なんとなく秋めいてきた昨日今日。我が家の庭に咲く花たちを写真に収め、アップしてみた。

夏の名残。雨にうたれたせいか、元気なく萎んで見える黄花コスモス
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こぼれ種からどんどん増える繁殖力旺盛な高砂百合
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その傍らにはニラの花
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二季咲きの薔薇
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≪秋の雰囲気が漂う花≫

切り戻して咲いた桔梗
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愛らしい秋海棠
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夏の花には見えない擬宝珠
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藪蘭
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鉢に移し替えて花が咲くか心配してた萩にも花が
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秋の田村草
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茶花にも使われるという水引
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野菊。元々は野紺菊
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明日もしのぎやすいといいなぁ~。

以前ブログに掲載した玉紫陽花。その時は、不思議な咲き方をする玉紫陽花の、開花するまでの丸い蕾の様子を楽しむのが良いと記したが、その玉紫陽花の蕾が昨日辺りからほころび始めた。今年もやはりお盆を過ぎてからであった。

玉紫陽花の蕾の変遷

始めは丸い小さな蕾がちょこんと
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この状態が長く、かたくなな蕾
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やがて表に白い部分がのぞく
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殻の一部が茶色く枯れだす。開花の準備かな
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茶色くなった殻がはずれ、中の様子がうかがえる
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けだし、玉紫陽花はその花を味わい観賞するものではない。何故ならば、風趣はあっても美的ではないからだ。

玉紫陽花の正体は額紫陽花。白い装飾花と中央の両性花が見え出した。
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開花してみれば、ありきたりの額紫陽花だが、問題は蕾の殻がきれいにはがれず、花形が汚くなることが多い。そのこともあって、玉の蕾を楽しむのが良いと思った次第である。