「…ん?お前はボスコノビッチか?」
あら、私の存在に気づきましたか。
出来るだけ存在をなくしていたのですが。声をかけられて黙るわけにはいけませんし話すしかないですね。
「はい、私は機械科2年のアリサ・ボスコノビッチです」
「今日はなんで遅刻したんだ?」
「おい鬼山(生徒指導の先生の名)、あたしには理由きかないのになんでアリサには聞くのよ?」
「凌はいかにも頭悪そうだからな」
シャオさんは顔を真っ赤にしました。
「頭悪…なんで生徒指導のアンタが知ってんのよ!」
…いったい、今回は何点取ったのでしょうシャオさん。
毎回私のテストを見ては落胆してますが。
「言葉遣いといい、凌は頭の悪さが染み出ているからな。ボスコノビッチ今回も満点おめ でとう。職員にも好評だったぞ」
「ありがとうございます」
勉強は全てプログラムとして残りますから参考書を見てテストを受けているようなものですが。
「よって喜べ凌、今回はボスコノビッチもいるからチャラにしてやる」
「鬼山!アリサだけ特別扱い過ぎ!!」
「悔しかったらお前も次回満点取ってみろ!ほら行った行った!本鈴に間に合わなかったら尺に合わないからな」
生徒指導の先生は私達の背中をポンと押して校舎に入れました。
