今日はMRI検査。


昨日の東京23区は大雪。


交通機関の大渋滞、大混乱はいつもの事。


期待したタクシーも呼べない。


MRI検査の時間が迫る、迫る、迫る。


仕方なく病院に電話。

空きがあり、1時間遅れに変更。(ほっ)


しかしタクシーが捕まらない! 


もう最終手段の徒歩しかない。

普通の徒歩なら25分で着く病院。


アイスバーンの滑る道。

回復力不足でいつ(ブチッ)と来るかわからない爆弾を抱えた左足。

残り時間は45分!


「でも、歩くしかない!」

「滑らないように全集中だ!」

「焦るな!一歩、一歩、進め!」


鬼滅の炭治郎みたいに独り言。


20分経過。

「まだ、半分も歩いてない。焦るな!」


車が通過する度に端っこに寄る。

「クルマ邪魔だぁ〜、こっちに来るな!」

と、ムカつく。


そう、私は大昔だが雪道にスリップした車にハネられて骨折し長期の入院をさせて頂いた。


雪道+スリップ車+ぶつかる=入院の図式が頭の中に浮かび雪道の車にビビるのだ。


アセ、アセ、のろ、のろ歩く。

また、車が通る。(チッ、また来たよ車。)


避けた私の横に車が止まる。


『のる?』

(コロッケ屋のケンじゃん!)


『配達に行くから乗りなよ!』


「まじ?、お願いしますっ。」


同級生のケンのおかげで枯れ男は検査時間に間に合いましたとさ。


車中でフト思い出した。

今日の占い。

人のやさしさをとても実感する日。だったな。

当たってるじゃん!😀


困った時は地元の同級生だなぁ〜。


今夜のビールの肴はケンの揚げたコロッケとメンチカツに決めたオレでした。