ついに花子が、オレオレ電話にキレました爆弾




「もう、いい加減にしないと。

お金のことちゃんとしないと、一緒にはやっていけないよ。

長い間借りてるんだったら、過払い金なんかもあるかもしれんし。

一度、専門家に相談に行ったらどうなん?

債務整理とか、いろんな方法があるはずだよ。」



冷静に、こう言いました。

一郎が答えます。



「うん。俺も、そろそろなんとかせないかんとは、思ってるんだよね。」




「絶対よ!絶対に、なんとかしてよ!

ちゃんと相談に行って。

相談先の電話番号、いくつか調べとくから。」



「わかった、わかった。」



花子は、一郎と冷静にこういうやりとりができて、なんだかホッとしていました。


今度こそ、自分で動いてくれる・・・

よかった(´∀`)




債務整理して、返済計画ができあがったら、2人で頑張って返していこう。

幸い、家のローンも車のローンもない。

子供もひとりだけ。

共働きで、何年かかっても返していこうグー




でも、返済計画を目にすることは、最後までありませんでした。




一郎は、「今度行く・・」と言うだけで、行動にはうつしてくれませんでした。

結局ウソだったんです。

最初から、債務整理なんて考えていなかったのです。



あるとき、チラッと「破産のことをネットで調べなきゃ」なんて言ってたことがあります。


つまり?

返すつもりは、なかったということでしょうか。

限界まで借り続けて、返せなくなったら、親に頼るか破産宣告するつもりだったのでしょうか。




クソ男の考えていることは、さっぱりわかりません(-""-;)




とにかく、花子は、たびたびかかってくる一郎のオレオレ電話に、本当に参っていました。

ついに、吾郎名義の預金にまでも手をつけてしまった。
もう支払えるお金はない。

これ以上は無理。



債務整理の提案も無視され続け、それでもなんとか再生しようと花子は頑張りました。

自ら司法書士にメールをし、相談に乗ってもらおうと、コンタクトを取りました。

ですが、当人でないと、実際の具体的な相談には乗れないということでした。

このことを、一郎に伝えました。



「本人じゃないとダメだから、ここに電話をかけて、面談のアポを取って。」



司法書士事務所の連絡先と地図のメモを、一郎に渡しました。



「ああ、うん。」



そのメモは、渡したときのまま、ずっとパソコンデスクの片隅に置いたままになっていました。

あるときそのメモに、なにやら文字が記入してあるのに気付きました。



電話かけたのかな?アポの予定が書いてあるのかも!



・・・なんてのは、むなしい願いでした。

走り書きされた文字は、パソコンゲームの『麻雀』のスコアでした。

電話をかけるどころか、私が渡したメモの存在さえも無視されていたのです。




お金を借りるときはあんなに積極的に動くくせに、返す相談となるとどうしてこんなに腰が重いのでしょう。

もともと見栄っ張りな人だから、司法書士にでさえ、借金のことを話しづらいのでしょうか。

分かりません。

何がどうなのか、もう、花子にはさっぱり分かりません。




花子がぷっつんするまで、もう少し。

ポイッの決断の日まで、いよいよカウントダウンに入りますDASH!





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