みなさま こんにちは
前回の記事更新から、はや3カ月近く経ちました。
紅葉と、クリスマスの飾り付けと、
今、両方、同時に綺麗ですね(^▽^♡)
みなさま、お元気に、お過ごしでしょうか。。。
さて、私の方は、先日、予定通り、
(クロネコヤマトのフランクフルト支店の方から聞いていた、11月の半ば頃という、当初の予定の到着時期より、早くも遅くもなく、)
クロネコヤマトの日本の支店から、コンテナが、そろそろ港に到着します、お届け先住所の確認をしてもよろしいですかと、電話がかかってきて、
その後、難なく税関を通過し、家に、引っ越し荷物が運び込まれました。
段ボール22箱と椅子3つ。
税関で、段ボールを開けられた形跡はなく、中の物も、特に壊れておらず、何事もなく無事でしたが、2か月かかりました。
やっぱり長かったな。。。待ちくたびれた。
到着前夜は、台風が来ると、テレビニュースで報道されていたので、段ボールが、ビショビショに濡れないか、心配していたのですが、台風は、あっという間に通過したのか、反れたのか、、、、、
到着の日は、良い天気で良かったです。
火曜日の午前中でした。
そして、
火曜日のうちに、勢いよく、どんどん開け、段ボールを1箱残すのみとなったところで、手も身体も動かなくなり、
1箱を目前にしながら、紙テープをどうしても剥がせず、
ぱたっと寝ました。
そして、金曜日の夜に、クロネコの分の片づけは、とりあえず終了
1日作業、4日間でした。
私の部屋が出来あがりました。
家具は、将来、亡き祖父母の懐かしい古い家具を京都から持ってくることもあるかもしれない、、、という可能性を残しておきたかったので、購入せず、もともとあった、コーヒーテーブルと丸椅子と、折りたたみベッドだけ。。。。。。。。
部屋の奥には、箪笥代わりに、クロネコの段ボールを再利用し、大小2つずつ積み重ねて布をかぶせ、部屋の手前も、洋服の入っているプラスチックの収納ケースを、お雛様の段のように積み重ねて、布をかぶせました。
まあ、いいや、とりあえず、満足
しかし、このブログを読んでくださっている方は、昔の記事を、もしかしたら覚えていらっしゃるかもしれないのですが、これは、3年ぐらい前に両親が買った、中古の隣家で、築19年(らしい)とはいえ、良い方。
これと並んで、私の幼いころから育った実家があり、そこは築36年、すでに、床も抜け、ものすごい数の物が雑然と積まれて、内部はスラム街化しており、これから片づけが、大変。
何とか、リフォームにこぎつけるところまで行きたいのですが、リフォームも、出来る範囲は、施工経費節約のため、自分でやりたいので、これから、とても大変です。
例えば、グランドピアノの置いてある部屋の床が抜けているのですが、
これは、ピアノの重さのせいというわけでもなく、床板の老朽化のために緩んだと言えるので、床板を張り替えればいいのです。
しかし、張り替えるとお金がかかるので、緩んだ床板の上、全体に、畳ぐらいの大きさのベニヤ板を敷き、その上に、木目調の床板シート(クッションフロア)を貼って、その上にグランドピアノを置く、、、、、、、、
ピアノの重さを、線でなく、固い面で、拡散させて支えられるようにすると良いらしいのです、、、
それから、汚れて真っ黒になった壁紙の上に、自分で新しい壁紙を張り直すとか、、、、
汚ならしい、ダサイ安物の室内ドアには、自分で絵を描くとか、、、、、、
しかし、ここまで行くには、まず、目を疑うほどの量の物の片づけが必要、
少しづつ、亀のテンポで整理するしかありません。。。。
ぐちを言ってばかりいないで、がんばります、、、はい
それにしても、今日の話題は、もう一つあるのです。
ピアノのことです。
私は、実家に帰って来て、30年ぐらいになるYAMAHAのC3(まぎれもなく、子供の私が、3台弾き比べて、これがいいと選んだ)を再び弾くようになったのですが、
帰国後、当初、2カ月ほどは、ピアノは酷いものでした。鼻が詰まったような音がして、全く響かず、残響ゼロ、音質は割れていて金物を引っ掻いたようであり、鍵盤は、指が折れそうなくらい重い上に、ピアニッシモの小さな音が出ず、ぶわんと大きな音が出るか、音が鳴らないか、どちらかだったのです!
私は、絶望の境地がしたと共に、
自分の相当強い意志で、気をつけなければ、せっかく、ドイツで、スタインウェイをアパートに借りて練習し、上手くなったのに、このピアノで練習すると、下手になる、と思ったのでした。
30年、全くオーバーホールをしていないので、調整をどうするか、、ということも心配し始めました。
私は、調律と調整を一通り習い、調律は、自分で出来ますが、調整や修理に関しては経験が少なく、一度教わったことも、忘れているし、どのくらい修理するべきかも分からないので、どなたか調律師さんに教えて頂きながら、自分でやりたい、、、もし、それをご理解して下さる調律師さんがいらっしゃれば、、、、と夢を持っているのですが、その前に、部屋の物を片づけて、抜けた床を直さなければ、調律師さんを家に呼べないのです。
しかし、ピアノって、不思議なのですね。
弾けば弾くほど、少しずつ、良くなってきて、それでも、の状態が長かったのですが、
とにかく、少しずつ、良く響くようになり、音も綺麗になり、ピアニッシモも出るようになり、鍵盤も軽くなり、
木や弦が、毎日、弾いて、振動することにより、ほぐれてきたのかな
アクションが、どうして、軽くなったのか、さっぱり分からない
信じられないことに、最近、それも、つい、ここ1,2週間、ピアノの状態、非常に良くなりました。
帰国直後に一度調律して、再び今日、調律しましたが、
ほぼ、自分の思う通りのことが表現できるように、なりつつあります。
音も輝かしいし、弦の残りの響きが空気中をビンビンと良く漂うようになり、指に鍵盤がくっついて動いて、そのままストンと何の重さもなく落ち、何の抵抗もなく上がり、ちょうど良い位置で、ちょうど良い音が鳴るのです。
もう、私は、ご機嫌です
一体、このピアノ、どこまで良くなってくれるのでしょう。。。。。
というわけで、この2カ月の格闘ぶりの成果を、11月25日に、鶴見のサルビアホールに行って、録画して来ましたので、最後に貼らせて下さいませ。
帰国直後から、実家のピアノで、集中して練習し、何とか仕上げた曲、
スクリャービンのエチュード Op.8-12(悲愴) と ラフマニノフのプレリュード Op.23-5 です。
サルビアホールの“私はピアニスト”という、大ホール練習の企画で、抽選に当たったら、1時間1800円で貸し切りです。私は、初めて申し込みましたが、とても良かったです。ご興味のある方は、毎月2日間あるようなので、ぜひ。