イギリス式庭園の紅葉、ポツダム | ピアノのエチュード

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☆:;;;:*日々の勉強で、感じたこと、新たに知ったことを綴ります*:;;;:☆

みなさま こんにちは

私のところは、土曜日、初雪でした

紅葉の上に、雪

ショックです、この景色
(私のアパートの部屋のベランダから)

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ベルリンの方では、雪は、なかったらしいのです。
同じ州ですが、この辺だけ、降ったのかな

夏は、こんなに緑だった

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癒される、、と思っていたら

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黄色は、心を豊かにする、、と思った矢先

ドイツの紅葉は、ものすごく綺麗ですが、(1年で一番綺麗な時期かも)
桜と同じで、あっという間に散って、枝の坊主頭になってしまうのだ

そこで、今回の記事は近況報告で、金曜日に、ポツダムへ行って、イギリス式庭園とはこんなものかと、初めて、実際に歩いてみて、よく知ったので、そのことについて書こうと思います。

リストの話の予定でしたが、この10月、ポーランドのグダンスク、マルボルク、そして、イタリアのベネチアと旅行がいっぱいあり、
ブログに書きたいことを、なんだか、たくさんため込んで、ブダペストが片隅に行ってしまいました。
ずっと練習しているマゼッパは、やればやるほど、これでもか、これでもか、もっとできるよと、私に、たくさんのことを曲自身が教えてくれます。最初は、こんな難しい曲、ちゃんと弾けるようになれれば、それだけでスゴイ、なーんて思っていたのですが、今では、他の曲で以前には出来なかった、ありとあらゆる表現やテクニックが、この曲を通して出来るようになり、マゼッパは、これまでの人生で、一番難しくて、一番上手い曲になるかも、、、一生の思い出の曲になりそう、、、、、、、という気がしています。、、、それで、リストについて、ブダペストの話と一緒に、まとめてみるのは、もう少し後にすることにしました。。。

それでは、かお

ヨーロッパの庭園には、フランス式庭園と、イギリス式庭園があるのですが、

特徴を言うと、

フランス式庭園、(バロック時代の庭園)は、
非常に幾何学的で、はっきりとした軸があり、軸に対して、左右対称になっている、

一方

イギリス式庭園は、幾何学も、軸もなく、自然そのものを、絵のように実現しました。人工的に造ったのですが、まるで、自然にあるかのように造って、そこに、幻想や夢を託したのです。


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だから、地面が、かなり、上がったり、下がったりします。
結構な高さを、登ったり、降りたり、なので、歩くとスポーツになる。^@^



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まるで、風景画のようです

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ここで、とても興味を弾くのは、
ドイツの建築家で画家でもあったカール・フリードリッヒ・シンケルが、当時19世紀の初め、イタリアを旅行して、イタリアで見た建物を、ここポツダムで再現しようとしたことです。



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モザイクを取り入れてみたり

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トスカーナ風

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ベネチアのライオンさん?

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イタリアの、ゴシック調のお城の真似

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ブドウなんか育てちゃってるし

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ローマ時代の浴場も造っちゃって、、、、
実用のためでなく、こういうものがある、ということに意味があったそう
ポンペイ風ならしい

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人造湖だけど、自然にあるかのように表現

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人造だから、銀杏もあるのです

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茶室、なんか、人造湖のほとりに造っちゃって

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ついでに、当時、中国の陶器など、中国のものが入ってきていたので、中国の茶室も造った

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でも、これ、中国の本来のお茶用の建物とは、ぜんぜん違って、当時、入って来ていた物品から、想像して、中国らしい感じ、という風に、造った。

ついでに、シンケルは、フランスも旅行したから、ベルサイユ宮殿の真似

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ちゃんと、威厳も表現して、

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ここで、問題なのは、何で、わざわざ、イタリアの建物を、ポツダムで再現しなきゃいけなかったのか、、、何で、ベルサイユ宮殿の真似なんかしたのか、、、ましてや、中国の茶室も、、、、
ドイツなのだから、ドイツのものを建てればいいじゃない、、と、どうして思わないのか、、

これがおもしろいのだ

今、日本で、日本人が、一生懸命、ヨーロッパ風、北米風の建物を建てている、
何で、日本に、日本のものを建てたらいいと思わないの?
それと同じことを、19世紀の初めに、ドイツ人もやっていたのですね

これと同じ時代、前後して、ヘンデル、モーツァルト、メンデルスゾーンも、わざわざ、イタリアに旅行したのです。ゲーテもイタリアに旅行した。

今より、よっぽど、旅行は大変だった

交通手段は馬車と船だったし、馬車は当時のメルセデス、ものすごくお金がかかるのに、それでも行った

そして、少なからず影響を受けて、祖国に持ち込んだ

それは、なぜか。。。。。


これについて、私は、これからちょっと勉強するのです^^