みなさま、こんにちは
先週、ブダペストに4泊5日、賞味、丸3日の、小旅行に行ってきました。
電車だったので、片道、1日、かかったのでありました。。。。
もちろん、飛行機も考えたけど、乗り換え、待ち時間などいれると、結局1日かかるだろうし、窓から見える景色も楽しいかな、と期待したのでした。。。。
ドレスデンから、プラハに行き、スロバキアを通って、ハンガリーに到着、
その間、全くパスポート検査なし、
シェンゲン条約により、一度、EUに入ってしまえば、中は自由に行き来できるのですね。
そして、電車の切符の安かったこと、
ユーロ・スペシャル・ハンガリーという切符があって、往復で約1万円、、バスより安かった
これから、3,4回に分けて、旅行記を書こうと思います。
私は、今、リストに夢中になっているので、リストの家のコレクション←かなり充実していた、、、など、感慨深いものがありましたが、
(マゼッパは、ツィンバロムというハンガリーの民族楽器の音じゃないのか、ジプシーのリズムじゃないのかという疑問もあったし)、
(そのせいで、ykのマゼッパは、また大きな変革を余儀なくされるのであった、、)
(リストハウスは、最後に書いて、その時に、ykのマゼッパも、、、、)
最初は、バルトークの家から、書こうと思います。
宜しくお願いいたします。
私は、バルトークを、まだ深く勉強したことがないのですが、そのうち、夢中になるだろうな、と思っていたので、まず、家を見ておこう、という気持ちで行ったのですが、
バルトーク、、、
好きになった、、、
なぜかというと、家の近所が、私の実家の近所と、そっくりだったからです。
これが、ハンガリーだという気がしなかったなー、、、、、、
実家に帰ったような気がした
バルトークの家は、ブダペストの中心、ドナウ川から、ちょっと離れた、住宅街の、丘の上にあります。
まず、バスで丘のふもとまで行きます。
左の教会が、ふもとの目印
そして、丘を上がります、それでは
ここで、右の道を行っても着くけど、左の方が近い^^
(ykは、カンが当たって、間違えなかったのだ!!!)
途中、こんなにモダンな家が一戸ありました。
ココです、この車庫が、バルトークのお家
ドアが開いているのは、私が、ベルを鳴らしたからですが、、
このドア、実は、自動でしか開かず、ものすごくゆっくり開くのです。
私がどんなに力を込めて押しても、ゆっくり、じわりじわりとしか、動かなかった。。。。。
(少し、待ってください、なーんて、アナウンスが、かかっているし。。。。)
これ、恨みのドア
ドアを開けて、すぐ、またちっちゃい階段を上がって、家はさらに丘の上に
バルトークがいるよ
こんなお家
バルトークが、アメリカに行くまで住んでいたお家です。
一階は、受付と、おトイレ
2階は、サロンホール
今は新しい大きなスタインウェイが置いてありますが、バルトークは、ベーゼンドルファーを3台所有していました。
3階が、バルトークの部屋
この椅子が、ものすごく大きいのだ
お相撲さんのお尻でも、余裕で座れるよ
普通の大きさの椅子もあるけど
ハンガリーの白地に赤の模様のカーテン、すてきです
これが、バルトークのベーゼンドルファー、ですが、なんと、数年前に、このピアノの中から、バルトークの煙草の吸殻、がでて来たのです、
(4階に展示があります、のちほど)
ベーゼンドルファーに、煙草を落とすなんて、あー、信じられない
バルトークの性格が、思いやられます
奥にある机は、コダーイの家の書斎にある、コダーイの仕事机を作った家具職人と同じ人が、作ったもの。
(コダーイの書斎が、また、立派だった、、、、バルトークは、羨ましかったのかな)
このピアノの部屋は、小さいです。こんな風だったら、日本でも可能。
私の将来の日本のピアノの部屋、こんなふうにしたいなー、、、と思った、、、
ひひひ
そして、さらに屋根裏部屋があって、そこには、バルトークの収集品が展示されています。
綺麗な階段を上がると
バルトークのサンダル
バルトークがピアノの中に落とした、煙草
ハンガリーの服と陶器
バルトークが集めた、貝殻
お金
生涯にわたって、いろんな場所で集めた昆虫
針にブスッと刺さって、かわいそうな、虫の死骸でした、、
そして、葉っぱ
そして、眼鏡、
右端のサングラスと、左端の老眼鏡が一番最後に使われていたものですが、相当、レンズの度は、きつい
真ん中の眼鏡は、耳にかける部分がない、
どうやって、鼻の上にのっていたのだろうか
そして、この鉛筆の中にフォークが混じっている、、、と思ったら、フォークではなく、インクをつけて五線を書くためのものだったらしい。。。。
良いアイディアですね^^
旅行に持ち歩いたメトロノーム、、
私は、時計かと思ったんだけどナー
椅子と箪笥
民謡のための楽器
お風呂用のタオルなどを入れて置く、箱らしい、、
そして、スキー用の靴下、
この辺り、そんなに雪は積もらないと、説明して下さったお姉さん、おっしゃっていたけどナ、、
窓から見える、山の景色
というわけで、
私の実家の近所と、大して、違いが分からなかったので、親近感が非常に湧いてきて、バルトークが好きになってしまったのでした。
世界は遠かれど近しですね。
マゼッパが一段落ついたら、今度は、バルトーク、始めようかな、
何の曲、やろうかな
ドキドキ