日は、どんどん過ぎ去り、
気がつくと、
前の記事は、３週間前でした。((＋m＋;)
このカン、一瞬。。。
一日一日は、
ハー、これでもか、これでもかと
過ごしていて、
それが、蓄積されているはずなのにΣ(~∀~||;)
結局、ドイツは、
７月の半ば、約１０日ほど、猛烈に暑くなり、
その頃は、Ｈ＆Ｍに行っても
プールサイドで着る様な格好の、お洋服が
一枚３ユーロ、（約４００円）で、たくさん大安売りされていました。
そして、それを着て、
つまり、プールから上がってきたように見える人々が、たくさん、
街中を、平気で歩いていました。
ところが、そのあと、急激に冷えて、
８月の始めから、ずっとヒンヤリ。
晴れとも雨とも曇りともつかないような、中途半端な天気が
続いています。
ドイツは、日本の北海道の様な気候だという人もいますが、
だから、湿気があり、
古いピアノが多い、だから
調律ではなく、調整、つまり
鍵盤のタッチに、非常にたくさん、ガタがくるのだそうで、
今、練習に使っている最愛グランド、ブリュトナーも
５０年ほど前のピアノなので、２，３の場所、音が鳴らなくなり
苦労いたしました。。。。。(＝＠＠＝;)
それにしても
なんで、日本に比べて、夏が早く来て早く終わっちゃったのだろうか、
異常気象？
その変な気候の中、たまたま用事で、
最近ずっとご無沙汰していた、古い楽譜を売っている古本屋さんの近くに来たので、
何かいいモノがあるかなあと、寄ってみると、
ショパン、マズルカの全曲入った、ペータース版が
５ユーロ、約７００円
そんなにひどくは傷んでいない(許容範囲）
安いなー 買っちゃおうかなあ(＾～＾＃)
私は音楽図書館でマズルカの楽譜、貸し継ぎの連続、
借りっぱなしなのです
自分の楽譜で、さらに惜し気のないものがあったら、
いらなくなれば、捨てちゃえばいいし、。。。。
イヒヒコピーやダウンロードする手間が省けるからいいナー
イヒヒまた、リストの楽譜も貴重なモノがいっぱいあるような気配でしたが
でも
結局、何が決め手かというと
楽譜は大きな書籍、持って閲覧するだけで重い
だから、私はきっと持ち歩かないだろうし、
演奏は、暗譜が基本、だから所詮、家で見るだけ、だったら
音楽図書館で借りておいて、
楽譜を持って移動するときは、弾く曲だけコピーした方が、
軽くて簡単なんだけど、んんん？？？
やっぱり、不要物かなあ
結局、楽譜の重さが、ズシンと腕にキタ
ために、脳のハカリが、不要物の方にとっさに傾いてしまったのでした。
しかし、
家に帰って、
あの楽譜もよかったなー、この楽譜もよかったなー、
やっぱり、もうちょっと探して、
よく見て
どれか買ったらよかったかなーとどうしても思ってしまうのは
小さなころから
楽譜にドカーっと遣って、生活してきた名残で
”自分の楽譜”というのが、家にないと
なんか、心配なんでしょうか？(TωT
)ドイツでは、恵まれた環境で
全ての必要な専門楽譜版、そして音楽ＣＤが
近所の音楽図書館で、
年間費を１２ユーロ（約１７００円）払うだけで、
全部、無料で借りられるのです。
日本では、あんなに楽譜やレコード、ＣＤにお金がかかったのに、
なんと安上がりで、音楽を勉強できるのだろうと
つくづく思います。
その割には、
クラシック音楽を勉強して、演奏する
ドイツ人が少なくて、
私は、たまたま、ドイツに住んでいても、
音楽と建築の界隈にいますので
音楽家はもちろんのこと、建築家は、みんな音楽が好きだから、
クラシックを、自分が演奏しないまでも、聞くのは好きと、
興味を示すドイツ人が多いのですが、
一歩、分野がずれると
ピアノといっても、一般人の常識的に弾くピアノは
ポップス
今後、本場のクラシックは
どこへ行くのだろうと、不安になります。。。。。
次回は、長らくのドイツ滞在で知り合って、
去年、日本に帰国した、友達のＡーちゃんが、
スタッフとして、自分が編集した本だよぉといって、
先週、送ってくれた
素敵な本
“ショパンとサンド“ 小沼ますみ (音楽之友社）について
感想を書いてみたいと思います。
そして、
今日の曲は、ショパン、マズルカ
マズルカの古い楽譜がまだ忘れられないので、（笑）
ショパンコンクールの時の、クリスチャン・ツィマーマンの演奏です。
ゆったりしたテンポ、すてきですね
後のクリスチャン・ツィマーマンの演奏の原型が
もうこの、若ーい、若ーい、
この頃に、
全部あるような気がします。
コワイくらい、すごいこと。。。だと思います。