スマホに引きこもりクズニートから脱出(したい)日記
私は中卒だ。スマホに依存して、一日中目が離せなくなった。やめよう、やめよう、学校に行かなきゃ。そう思う程、スマホに依存していった。
始めは人と話すのだるいな。くらいだった。
次第に人と話していても楽しくなくなり、家族と話していても楽しくなくなった。
そんな時一番仲の良かった親友に陰口を言われるようになり、友達の少ない私は孤立。怠けていると分かっていながら、学校に行かなくなった。
部屋が無いのでスマホに引きこもる様になった。中学2年の中頃だった。
それからずっと引きこもっていた。何もせず。
朝起きてスマホ、寝るまでスマホだった。
途中でしばらく学校に行ったが、結局中三の終わりまで家に引きこもっていた。
母親には学校に行けと行ってくることはなかった。弟を溺愛しているので、私には無関心の様にみえた。今思えばただただ見守ってくれていた。父親も何も言ってこなかった。仕事が忙しく夜中に帰ってきて朝早く出て行くので、ほとんど会う事はなかったが、ただただそこにいてくれた。中高一貫高なので、お金が無い家はやめる他なかった。やめるか行くか、問われる事が度々あったが、無視していた。
そして学校を辞め、中卒となった。
それから2年、学校の見学に行ったが、人が怖く、結局行く事が出来なかった。

仕事も親ずて、送り迎えしてもらっていたが、2回辞めた。とにかく人が怖かった。目を合わせられず、集中しているつもりでも話が入ってこない。
ご飯を食べても美味しくなく、人との会話も楽しくない。一日中死にたいと思いながら過ごした。何度も孤独死する自分を思い浮かべ、何とか働かないとと思うたび、苦しくなった。真っ暗闇だった。一晩中寝れない日もあった。
しかし、母親に泣きながら理由を聞いた。なぜこんなに苦しいのか。一晩中話を聞いてくれた。抱きしめられると安心して眠る事が出来た。私は母親にも依存している。
苦しくて泣く事しか出来ず、母親に当たった。母親の手を握っていないと自分が自殺してしまいそうになった。言葉がつっかえるので、喚いたことも2回あった。母親も自分と同じ様な声で泣いた。どんどん疲弊していった。自分の鏡を見ている様だった。母親の辛い姿を見ることに耐えられなかった。精神科に母親が電話をしてくれたが、何回も未成年者という理由で断られ、やっと見つかったが、泣いていてよく話もできない状態だったが、うつと診断された。
自分は鬱なのか怠けなのか。なにもかも今気付き、周りの人に思われていたのに、傷つけていたと気付いた時には遅すぎた。嫌われている。どうでもいいと思われている。なぜこんな時に自分の事しか考えないのか。自分は人間ではないのか。見た目は人間で中身は獣か。汚物か。甘えてんな!しかし、逃げグセは治らなかった。
夜眠れないのでまたスマホに引きこもる様になった。母親が作ってくれる夜ご飯しか食べない日が続いた。ご飯にも興味がまるでなかった。一日中スマホをしているとよく眠れた。


時はどんどんと流れ、今は高3になる年だ。母親に宗教に連れていかれる以外は、何もしていなかった。
そしてはたと気がついた時には引きこもりクズニニートになっていた。

2日寝れていない。今もスマホを使っている。
通信制の家から比較的近い場所を今母親と検討中だ。母親も鬱の様だ。私がそうさせてしまった。
やめるわけにはいかない。ここに決意する。
3、4年行き、絶対に卒業する。料理の下準備をしてこようと思う。
今日は眠れるといいな。犬の散歩に行き、洗濯を干し、昼ごはんを作り、食べただけなのに疲れたな。鬱病ではなく怠けであればクズだな、と逃げる様に考える。いつまでもふわふわ浮いている子供だ。今までずっと逃げてきた。将来がどうなるかなんて分からないが、生きてみようと思う。ただただ生きる。それだけを考えようと思う。
悩みが尽きないが、これが生きる、こんな事の様な気がしている。将来は農家になりたいが、その為にもバイトをしてお金が必要だ。まずは学校に行こう。眠れる様になったら、バイトに片っ端から電話をかけよう。


たらればたらればたられば。逃げ癖。でもでも。明日は。治さなければならない。
クズでも生きている。生きなければならない。
親に迷惑をかけるわけにはいかない。今までどれだけの楽しみを親から奪ってきたか。
いつか笑える様になりたい。

言い訳がましい文章、もし、読んでくれた人がいるのなら、有難うございます。