皆様、たくさんのあたたかいコメント、どうもありがとうございました。
遅くなりましたが、お礼のコメントを入れさせていただきました。
これからも、育児日記を不定期ながらも更新し続けたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたします。。。
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忘れないうちに、隼くんの出産時の記録を残しておきたいと思います。
2009年2月12日(木)
この日は、ブログにも記載しているように、花菜さんを保育園に送っていったあとは、
家でのんびりとすごしていました。
便秘がちだったことを思い出し、夜に便通があるよう、ラキソベロンを
お昼くらいにいつものように飲みました。
夕方、花菜さんを保育園に迎えに行き、18時ごろ二人で夕飯を食べ、
19時過ぎに二人でお風呂へ。
このころからでしょうか、、、なんとなく便をしたくなってきたのは。。。
なんとなく腹痛を感じはじめ、トイレでふんばること数回・・・。
『でない・・・』
何度ふんばっても便が出る気配がありません。
ラキソベロンを飲んでいたので、この腹痛が便秘のせいである以外の疑いを
もっていませんでした。
20時を過ぎ、花菜さんとお布団へ。花菜さんの寝かしつけをしている間も
なんとなく便がしたい・・・、
そんな感じの腹痛でした。花菜さんは20時半ごろ就寝。。。
その後私だけ起きてまたトイレへ。今までにラキソベロンで腹痛は無かったので、
なんでだろう?とちょっと不安になったような気もします。
21時過ぎ、旦那様帰宅。
旦那様にも、『便秘でお腹が痛いんだけど、出ないの』 と、
ちょっと腹痛があることを訴えたけれど、
『そうか』 でおしまい。私自身も早く便を出したい気持ちでいっぱいでした。
腹痛はひどくなるわけでもなく、おさまるわけでもなく、今考えると20分間隔くらいで波が
きていたように思います。
22時を過ぎ、『お腹が痛いからもう寝る!』 と旦那様を居間に残して
二階の寝室へ行きました。
腹痛を感じながらもウトウトしながらお布団で過ごすこと1時間。
23時過ぎに旦那様も寝室に入ってきました。
『ウ○チが出なくて・・・。』 とまたもや旦那様に訴えるけど、
『早く出るといいね』と返されておしまい。
23時半、再度腹痛の波を感じてトイレへ。
すると・・・、、、、出血?!
トイレットペーパーに少量の血がついていました。
『やばい、!!ふんばりすぎて、切れ痔!!!』 と思ったけど、冷静に再度確認すると、、、
『位置が違う!まさか?!おしるし~~~~!!!』 と心の中で叫ぶと同時に、
手足に震えが!
寝室に戻り、旦那様に、
『この腹痛、陣痛だ!今、おしるしがあったの!』 と言いました。
旦那様は、飛び起きて、『まじで?!もう?いよいよか?!』 とちょっと動転気味。
でも、とりあえず冷静になり、
『そうすぐには産まれないし、陣痛間隔を計ってみるよ』 と言いました。
私はいったん起きて、入院準備を確認し、再度寝室に戻りました。
この出血をきっかけに、布団に入りながら陣痛間隔を計りはじめました。
23時45分・・・再度陣痛の波が!
さっきが23時半、今回が23時45分。15分間隔か~、、、とウトウト&ドキドキしながらいると
次の波から一気に5分間隔へ!
間隔を計り続けること1時間、5分間隔の波は縮まらず。
時々強い痛みもあるものの、まだまだ我慢できるくらいの痛み。
波の合間はまったく痛くない。
間違いなく陣痛だ!
この時ようやく今の状況を把握し、日付が変わった2月13日。
午前0時30分、旦那様を起こしました。
『陣痛間隔が5分だよ!病院に連絡する!』
午前0時50分、病院に連絡。
花菜さんを起こし、準備をして3人で車で病院に向かいました。
午前1時15分、病院に到着。
すぐに体重、血圧、尿検査、内診。
内診していた助産士さんが、
『子宮口4センチ開いてるね。尿もいい感じ。だいぶ降りてきているからすぐ産まれるよ!』
と言うのです。
まさか~!そんなに早く生まれるわけないじゃん!なんて甘くみていた私と旦那様。
陣痛5分間隔といえど、ぜんぜん我慢できるし余裕なんだもの。
すぐに着替えてLDRの分娩室に移動。
午前1時30分、入院確定。
立会い出産を希望していた旦那様は、分娩室に子供が入れない事を知り慌てます。
実家に連絡を取り、花菜さんを預かってもらえるようお願いし、急いで実家に向かいました。
このとき、助産士さんに、『行っている間に生まれちゃったらごめんね。』と言われたそうです。
私は、NST、点滴をしながら陣痛の痛みを逃します。
助産士さんが内診しながら子宮口をグリグリ広げるのだけど、これが痛い!!!
陣痛より痛い!
助産士さんのグリグリ攻撃により、5分間隔の波は2~3分間隔になるものの、
陣痛の痛みはそれでも余裕。
4センチだった子宮口はあっという間に8センチへ。
午前2時30分過ぎ 旦那様が再到着し、分娩室へ。
ここからは、助産士さんの子宮口を広げるグリグリ攻撃の痛みと陣痛の痛みに耐えます。
陣痛の合間は、旦那様と他愛も無い話をしながらやり過ごし、
陣痛中はぐっと痛みをこらえます。
午前3時過ぎ、子宮口全開大。いよいよ分娩の準備に入ります。
LDRのため、自分はベッドに横たわったままで、
助産士さんたちが分娩台用の器具を取り付けたり外したりします。
グリグリ攻撃を受けながら、
午前3時15分、いきみ開始!
私はいきみが下手。かつ、いい陣痛の波が来ないので、
助産士さんがうまく誘導してくれます。
それでも一回や二回のいきみではうまくいかず、怒られたような記憶が・・・。
旦那様も、『がんばれ!もう少しだ!』 みたいなことを言ってます。
汗をふき取ってくれるのだけど、その手とタオルが邪魔で邪魔で(笑)
この辺の記憶は、もう必死すぎてあまり覚えていません。
旦那様はかなり冷静に見ていたようですが。
助産士さんの言うとおりに、なんとかいきみをがんばること数回、、、
『はい!出た!もういきまないで!』 と言われるとすぐに頭、肩が見えてきて、、、
午前3時36分 誕生。
赤ちゃんの処理がすぐに行われ、『フギャー!』という泣き声が聞こえました。
私はそのまま後産で胎盤を取り出されます。
このあたりで医者が登場。
後処理で医者にお腹をぐいぐい押され、、、これがまた痛かった。
会陰切開はせずに済んだので、縫合はありませんでした。
出産後はもう放心状態。感動とかも特になく、終わった~!という気持ちでいっぱい。
出産はやっぱり痛かった。陣痛時間が短かったせいか、陣痛に苦しむことはほとんどなく
花菜さんのときと同様、出産時の痛みのほうが、強く印象に残っています。
そして、いきみ下手が顔にも現われ、顔中内出血!
後で気づいたけど、首から肩、腕にかけても内出血していました。
それほど出産時に加える力はすごかったってことでしょうか。。。
誕生から15分後くらいに、赤ちゃんはきれいになり、タオルでくるまれて
私と旦那様のもとにやってきました。
温かい人間のぬくもりを感じ、ようやく実感。
ちゃんと産まれてきてくれたんだ。。。よかった。。。。
少しの時間だけ旦那様と赤ちゃんと3人でまったり。
でも、すぐに助産士さんに旦那様は帰るよう促されました。
その後、私はそのまま分娩室で朝まで休みましたが、興奮していてほとんど寝れず。
また、後陣痛が痛くて・・・。
昼前くらいまで分娩室で過ごし、病室に移動しました。
10ヶ月間、お腹にいた赤ちゃん。
出産はすっごく痛かったけど、痛みの後にはそれ以上の喜びと幸せが待っています。
隼くん、私たちのもとに産まれてきてくれてありがとう。