ブログ書くの何年ぶりだろう…
書き方も忘れちゃったけど、やっぱりこれだけは書かずにはいられない。


大長編のエロシーン、まずはありがとうございました、ご馳走さまでした。

矢代の身体の素直な反応とそれについていけない心と、
百目鬼の何かをつかんだ気がして、繋ぎとめたい一心の丁寧な攻め、

でもこれを心の通った素晴らしいセックスだと思った人はまずいないだろうね。

読んでる最中ずっとヒリヒリしてた。

ああこれ矢代壊れちゃうな〜と思ってたら、やっぱり壊すなと言っていて、でもその真意がわからない百目鬼が辛かった。

矢代は心の事を言ったんだと思う、百目鬼は体の事だと思ったと思う。

違う、でもそれならいっそ、と言うのは、体ごと心も壊して欲しいという事だろう。


百目鬼は矢代に恋してるけど、理解者なわけではないなあ。
(影山の方がよっぽどよく見えてるね)

2人の心の距離はまだまだ遠くて、時間がかかるな〜と思った。


矢代は、痛めつけられなきゃ感じないはずの身体で、ずっと無意識にそう思い続ける事で自分を支えてきたんじゃないかな…

でも今回そうではない事がわかってしまって…

自分の根幹が揺らいでるし、
そうでないなら今までの自分があまりにも可哀想過ぎやしないか…

これは認めたくないだろう。
だから繰り返し 見るな と言うんだろう。


それにヤクザである自分に百目鬼は必要ないんだろうね。

自分の弱みになるし、どうせ三角さんの所へ行かなきゃいけないんだし。


矢代は暗闇の中に一筋の光を見たんだけど、それは矢代が見たいものだったのかな…

光の当たる所になんか出たくない(普通になんかなりたくない)んじゃないかな…
少なくとも、今は。
歪みこそが、自分だから。


あの朝の顔は、覚悟の顔なのか、ヤクザとしての仮面をつけた顔なのか…
あまり素敵な表情とは言い難いけど、迫力のある顔だったなぁ。

この後の矢代は、頭って感じでほんとに綺麗です。



百目鬼は、矢代の中に自分が特別である何かを見出して、それに縋ってしまったね…

美しい涙だったなぁ。

矢代は去るけど、この夜を後悔して欲しくないな。
とにかく頑張れ、としか言いようがないw


竜崎はね〜、やっぱり男は矢代だけでしたね〜w
根っからのノンケなんだよ、この人は。

矢代が女だったら守ってやるのに、って、綺麗にノンケ発想だよねwお門違いだw

でも、自分でもお門違いだとわかってるから、矢代には口が裂けても言わないんだろうね、そういうところは男だな〜と思う。

どうか助かって欲しい。
死んでいい人ではない。
(欲を言えば、忘れた頃に、矢代が超絶ピンチの時にさらっと助けに来て欲しいw)


三角さんの半身だった人が、百目鬼に似ててちょっとビックリした。
あ〜だから初めて会った時、感じるものがあったんだなぁと。


平田さんは、なんと一途な男なんだろうね。
この人ホモだったら絶対受けだったねw
三角さんも一度くらい抱いてやればいいのにw

まぁこの人にはしかるべき罰が下るんだろうなぁ…ある意味可哀想な人だよ。


前から言ってるように、この物語の一番のガンは三角さんなので、この人をなんとかしないと2人はくっつけませんよw


そして影山ね〜、つき合い長いだけあって、矢代の事よくわかってる。

自分に対する好意には疎いのに、他人の事はよく見えてる、典型的な「ダメな方向の鋭い人」だね〜。

しかし、よりによってお前が言うか……
読者一同、頭を抱えたよね。



巻を重ねる毎に少しずつ、複雑な矢代という人間が見えてくるんだけど…

まだまだだなあw
まだまだわからないところいっぱいだよ、この人w

影山の時と同じように、百目鬼の事は苛めたくなる心境も面白いし…

もっと掘らせて欲しいね、この人を。


矢代も百目鬼も、自分の気持ちを自覚して、
お互いに自分が相手の特別だとわかった今巻だけど、
まだまだ遠い道のりだな〜と思う。




読んでくれてありがとう(^-^)/黄色い花

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