「ーどうか
その言葉だけは
頼むから
言わないでくれ」
真誠会若頭の矢代は、男好きの淫乱と噂されているが、部下とは関係を持たないと決めていた。
しかし、矢代の命が狙われる抗争のなか、付き人兼用心棒の百目鬼との関係が、大きく変わりつつあった。
自分の気持ちを自覚し、矢代を守ることを決意した百目鬼。
守られる立場から、守る立場にーー。
欲望を向けられることのない存在であったはずの百目鬼に、矢代は別の感情を持つようになる。
そんなとき、矢代はある事実に気づき……
なっち的満足度:★★★★★
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初回限定版は、ヨネダさんには珍しい小冊子付きです♪
ペーパー類が1冊になるのかな〜と思ってましたが、描き下ろし漫画ですね。
通常版よりはちょっとお高めになりますが、私的には大満足でした。ありがとう!w
囀るも4巻になりましたが…。
今巻を一言で言うなら、ついにバレたか!ですね…(ノ_-。)うん。
あと前巻が竜崎の巻だとすれば、今回は七原!
こんなにいいヤツだと思わなかったよ!(iДi)
…なんか、いいよね。
この世界に生きてる男達の想いとか生き様とか背負ってるものとか、徐々に明らかになってきて、すごく読み応えのある作品になってると思います。
(※感想にネタバレを含みます。ご注意下さい※)
**************************
まずは七原(ななタン)ですね〜。
竜崎の所へ乗り込んで、ついに今回の事件の核心を知ることになります。
元ボクサーらしく、武闘派でしたねw
「親が子を殺すなんてあっちゃならねぇ」って、とても情が深くて真っ直ぐな子。
過去話も切なかったですね。信じてた人に簡単に裏切られて…。
でも最後まで義理を尽くす所がカッコ良かった。
この世界ではきっとこんな裏切りは日常茶飯事なのに…、なんでこんな子が893なんてやってるのかな〜と思ったら、ちょっと切なくなりましたよ(´_`。)
七原が平田さんの子飼いにラチられた時は、ああ死亡フラグが立ったな…と思いましたが、生きててくれて良かったよ〜!ありがとう!
「礼は尺八」って、矢代と七原の合言葉みたいになってますねw
竜崎が七原との会話でもいいこと言ってました。
「あんなのがヤクザに向いてるわけがない」
竜崎の矢代への情って何だろうって前巻では思いましたが、もうここまでくると惚れてるんだろうな〜と思っちゃいますね。かなり深い所で。
竜崎の、矢代を見る瞳がすごく好きです。
そして、矢代と百目鬼ですが。
まずはカラーでありがとう!!(T▽T;)
矢代と百目鬼のこんなシーンをカラーで見られるなんて…!!
「女じゃないんだから丁寧にやるな…っ」
って台詞がすごくいい。
この言葉が結局百目鬼を煽ることになるんだけど。
しかし百目鬼のこのテクは…、いつの間に?と思ったのは私だけか?w
ほんとに上野のサウナに行ってきたのかなw
前回までは後ろ向きで顔を見られないようにフ○ラしてた百目鬼だけど、今回はこのオス全開の顔を晒してやっておりまして…。
そりゃ矢代も気づくわなぁ。
勃起tnkを見てこんなに切なくなる日が来るなんて…(´□`。)
思わず勃つな〜勃つなよ〜(。-人-。)と念じてしまったほど。
…そうか、百目鬼が矢代の所に来てまだ3ヶ月しか経ってなかったんだね。
なんかすごく濃い時間だったよね。
「正式な組員じゃない」とか過去話まで始めて…、これってやっぱりお別れフラグでしょうか(>_<)
矢代は部下には手を出さないって決めてて、色目使ってきた部下は切り捨ててきて、それは絶対に越えてはいけない一線のようなもの。
それでも百目鬼を可愛がってきたのは、百目鬼が勃たなかったから、安心してたんだよね。
でもそうではなくなってしまって。
百目鬼を「怖い」と思ってしまって…。
百目鬼もそんな矢代をわかっていたから、ずっと隠してきたけれど、もう隠し通せないほど想いは強くなっちゃって…。
わ〜ん(>_<)
寝ないよね?
***********************
「3巻はマラソンで言う所の20キロ地点」でしたが、「4巻は22キロ地点」らしく、折り返したくらいの距離でしょうか〜。
平田さんの策略、どう結末がつくんでしょうね。
女まで持ち出されてコケにされまくってる竜崎が一矢報いるのか(でもそうすると竜崎の命も危ないよ〜)、三角さんが親らしくビシッとことを収めるのか。
そして矢代と百目鬼はどうなるのか…。
今月の「イヤハーツ」にちょうどこの続きが載ってるそうです。
待てない…。
読んでくるかな…。
あと私、いっこめっちゃ気になる所があって、百目鬼は矢代の部屋から影山のコンタクト持ってきちゃったかなぁ?
それだけは触らないであげて〜〜(´□`。)と思いましたよ…。
読んでくれてありがとう(^-^)/