あいもかわらず (マーブルコミックス)/ソフトライン 東京漫画社

¥700
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高校1年の健と大学1年の誠一郎は幼馴染。
成長につれ疎遠になっていたが、ふとしたきっかけでまた会うようになる。
幼少の頃のように一緒にいられることが純粋に嬉しい健だが、誠一郎は女子大生に"ヤリチン"と噂されるほど遊んでいる模様…。
そんな幼馴染の変化に戸惑う矢先、酔った誠一郎にキス&告白をされ―!?
期待の新星・鮎川ハルの心ときめく初コミックス!

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うおーーー、これ可愛いーーーーー。

萌え萌えしました。

萌え萌えしました。
(←大事なことなので2度言ったw)

何が可愛いってもう、受けの健(たける)のちょっとヒネたDKっぷりが、ツボに入りまくりでしたw

常にとんがってる口や、ぷいっとそっぽ向いてる感じが"お年頃感"満載で、たまらんかったです( *´艸`*)
(お母さんのことはババァ呼ばわりだしw)


鮎川ハルさんデビューコミックスとのことですが、雰囲気としては絵津鼓さんとか会川フゥさんに近いと思ったな~。
画は表紙のまんまの脱力系で、のほほんとして可愛いです。←褒めてるw

でも絵津鼓さんもそうだったけど、シンプルで飾り気がない分、リアルに感じましたね~。
ほんとに隣りにこんな子住んでそうだな~みたいな、親近感がすごくある。


とにかく、私の好みど真ん中の作品でした。
最近買ったものの中では、一番のお気に入りです♪


(※感想にネタバレを含みます。ご注意下さい※)

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ヘタレヤリチン大学生・誠一郎 × 思春期高校生・健 の幼馴染みもの。

ん~~、やっぱり幼馴染みものはテッパンですね~~~。キュンキュンする(*´∀`*)

小さい頃はよく遊んだのに、久しぶりに再会した2人。
健は偶然、ヤリチンと噂されてる誠一郎が、女の子を自宅に連れ込んでる所を目撃してしまう。
どうやら誠一郎は酔った勢いで遊びまくってる模様w
そんな誠一郎にいきなり告白ちゅーされて…。

酔った誠一郎が健の部屋で、「チューしたことないの?してみよっか。練習練習」って迫るのですよ。

思わず、キタコレーーーーっ(≧∇≦)と心の中でガッツポーズしましたねw
年上幼馴染みが手ほどきする感じで、年下を手込めにしちゃうシチュ、大好きですww

でもね、翌日誠一郎は急激にヘタレるんですよ…_| ̄|○
好きだけど、無理なのはわかってるから、忘れてって。

でここから、健のがんばりが始まるんですね~。
立場逆転ですw

自分のこと好きだって言ったのに、他の女の子と遊ぶ約束をする誠一郎に、わけわからんってムカついたり。

誠一郎の新しい部屋、だぼだぼのおさがりのジャージ、よく知ってるはずの誠一郎の知らない一面を見て、戸惑いながら意識していく感じが、すごく自然だった。

そのうち、そんなに遊んでるなら、俺でもいいじゃん、なんで俺じゃダメなの?と思う。
そう言っても、誠一郎にはのらりくらりとかわされるばかり…。

何度かこれを繰り返した後、最後悔し泣きしちゃう健に、めっちゃキュンとしました(´д`;)
男の子の涙、カワエエ。。。


健がここまでしてるのに、誠一郎なんて頑固なんだ!と読みながら若干キレてくるわけですがw

誠一郎には”鉄の掟”wなるものがあって、健には手を出さないって決めてるんですね。
健に嫌われたくない、幼馴染みに徹しようと。
ヤリチンなのに、健に対しては頑固なまでに一途です。
(どうでもいいけど、健にサイテーだねと言われて正座してる誠一郎が、超可愛かった~( *´艸`*)


でも結局、健の可愛さの前では鉄の掟も崩壊するんだけどねw

「ねぇ 俺はどうしたらいいの 
 どうやったらそっから(幼馴染みから)抜けられるの」

とゆう健の台詞には、グッとキマシタね~~。(´д`lll)


こんな可愛いこと言われて、崩壊しない男がいたらお目にかかりたい!!(←男じゃないのに大コーフンw)

その後の気持ちのこもったちゅーも、すっごく良かったです。
誠一郎、やっと抱きしめたね~~と思った(T_T)
誠一郎の積年の想いを感じたなぁ。。。


そのまま看病えっちになるかと思いきや(BLあるあるw)、そうはならない所が鮎川さんの可愛い所でしたw


初えっちは描き下ろしにあります。

「ちょっとだけイチャイチャしてもいいですか」からの、あれよあれよとエッチになだれ込む誠一郎のテクニックw
あざやかな手際でしたw
さすがヤリチンだ、スゴイ。
一見そうは見えないところが、誠一郎のタチの悪いとこですねww

カバー裏にもちらっとエッチありますが、ほのぼのしてて、最後まで可愛いらしい2人でした(*´∀`*)


…なんか、”可愛い”しか言ってない気もしますが…f^_^;

エロは薄めだし、物語的に大きな展開があるわけじゃないんだけど、健のどこにでもいるようなフツーのDKっぷりが、とにかく楽しめる1冊でした。

ちょっとウザイ家族w、友達、女の子のこと、誠一郎のこと…頭ん中はいろんなものでぐるぐるしてるのに、表面上はナナメな態度を取る思春期男子が、初々しいやら微笑ましいやらで、可愛くって仕方なかったです( ´艸`)

なんか変な言い方ですが、鮎川ハルさん、とても瑞々しい感性をお持ちなのかな~と思いました。

次回作も絶対買いますw




読んでくれてありがとう(^-^)/黄色い花
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