SEX PISTOLS 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス)/リブレ出版

¥637
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(※感想にネタバレを含みます。ご注意下さい※)

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1巻続きです。

極度の男嫌い、病的な女好きの米国(魂元:ワニ、蛟重種、2巻表紙)には、便宜上仕方なくつき合ってる男友達・しろがいる。
でも実は2人の関係は…とゆうお話。


ワニが魂元の米国は、爬虫類なので体温調節が上手くできないんですね。
体温が下がると米国は無意識にしろの所へ行き、セックスしてるんです。

中学の時から、ずっと米国のことが好きだったしろ。
とにかくここは、しろの秘めた片想いがめちゃくちゃ切ないんですよ~(T_T)

雨が降ると、意識が朦朧としながら自分の所へ通ってくる男。
一晩激しく抱き合っても、次の日米国は何も覚えてないんです。
それでもいい。友達として側にいられるなら。
男嫌いの米国がこのことを知ったら、きっと自分の元には来なくなるだろうって。
多くは望まないしろ、なんて健気なんだ…(T_T)

結局米国にはバレちゃうんだけど、しろはすごく米国に謝るんですね。
「好きなんだ、ごめん」て涙を流すんですよ~(>_<)
俺なんかと気持ち悪いよね、ごめんて。

好きなことを謝らなきゃいけないなんて。
自分が大事に守ってた、ささやかな幸せのひとときを、謝らなきゃいけないなんて。
切なすぎて涙出ましたね…(T_T)


しろとの関係を知って、最初は受け入れられなかった米国も(大の男嫌い…;)、王将とゆうライバルの出現により、しろを他の男に取られたくないとゆう気持ちを自覚します。

このね~、雄同士のバチバチwもセクピスの見所のひとつですね。
国政もそうだったけど、俺の雌に手を出すなって、すんごい独占欲むき出しなんですよw

王将は蛇の目の中間種なので、重種の米国には叶わないんです。
弱肉強食だな…。(これ下克上ないのかな…)


んで、米国は初めて意識がある状態でしろとセックスするんだけど。

体温が低いはずの米国の
「アタマが沸騰しそうだ…」
はすっごい色っぽかった( *´艸`*)えろい。


最後まで健気なしろにもヤラレました…。
眼鏡かけてカタブツな委員長が、えっちの時にはこの色気…反則だなぁw

で、サル(人類)だと思ってたしろが実は犬の重種で、断絶したはずの最後の”狼”だったことが判明します。
耳としっぽの生えたしろは、キラキラしてて奇麗でしたね~(*´∀`*)



後半は、ヨシュア(グリズリー、クマ最重種)×熊樫先輩(クマ中間種)。

1巻でノリ夫に言い寄ってた熊樫先輩が、お家存続のため、アメリカの名門家からヨシュアを招き、種付けをすることに…とゆうお話です。

男の妊娠きましたよw
方法は「懐蟲(かいちゅう)とゆう蟲をお尻に挿入し、仮腹を作らせることによって妊娠が可能」だそうですw
ショーゲキw(@ ̄Д ̄@;)

種付けとゆうお互いの利害から始まった2人の関係だけど、体を重ねるうちに温かいものが芽生えてくるんですね~。

テルヒコ(熊樫先輩)はクマだけに大男で、最初はこの人が受けなんて大丈夫かな~と読み始めたんですが、意外に心は乙女なんですよw
年下のヨシュアのことが可愛くなってきてるのがよくわかります。

対するヨシュア。
実は6年前にテルヒコに会っていて、ずっと好きだったんですね~。
最初は暴力的で厳つい男を装ってたけど、1度体を重ねてしまえばもう夢中で、
「入れたい、テルヒコの中に早く入れたい」ってすんごい甘える姿が不覚にも可愛いですw

いかにもクマらしい大男2人の恋愛でしたが、蓋を開けてみればすっごくラブラブでした(´∀`)


…後から思ったんだけど、セクピスのカップルってここからどんどんシリアスになってくし、辛い想いを背負ってる人も多いので、この熊カップルは”セクピスにおける癒し”になってますね~。




読んでくれてありがとう(^-^)/黄色い花
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