晴れときどき、わかば荘 あらあら (H&C Comics ihr HertZシリーズ 144)/大洋図書
￥650
Amazon.co.jp
駅から3分風呂トイレ付き。女装ママが管理するアパート「わかば荘」。
101号室の千葉晃太は悩んでいた。男に恋をしたことに。
そこで、マブダチの翔に背中を押され告白を決意するのだが…!?
わかば荘に暮らす男たちの笑いあり涙あり、すったもんだの恋愛事情を羽生山へび子がお魅せします！
**********
おも、おも、おもしろかった!!
思わずどもってしまうほど!!
へび子さんの新刊、長屋ものってだけでものすっっごく期待してましたが（←長屋好きww）、いや～見事に期待を裏切らなかったですね。すごい。
4話収録のオムニバスなんだけど、どのお話も1冊にまとまってもおかしくないくらいの完成度だな～と感じました。
ページ数は少ないけどぎゅっと凝縮されてるので、足りない感じはしないです。満足。
1話1話ももちろん面白いんだけど、1冊通して読むとお話ごとの対比も浮かび上がってきて面白かったです。
特に高校生の1話目と、サラリーマンの2話目。
高校生はやっぱり突っ走ってる感じなんですよw気持ちが盛り上がったら即行動、即告白みたいなw
でも大人はそんなわけにはいかない。思い立っても相手との距離をまず図るんです。
二の足を踏まざるを得ない大人とゆうものが、前話の高校生との対比で余計に切なく感じましたね～。
恋愛以外の面でも、将来に不安はあるけどまだ夢を見る事が許される高校生、夢を見る事を諦めたサラリーマン、夢にこっぱみじんに破れた元ジョッキー、とゆう風に夢とゆう言葉をキーワードにして、お話が進むにつれて切なさも増していくような感じでした。
ちる○るのインタビューでへび子さんが、この3話を一人の人間の変遷と捉えてくれてもいい、ってゆうようなことおっしゃられてましたが、なるほどぉ、そうゆう見方をしてみても面白いかもしれないですね。
どのように読むかは人それぞれ、いろんな楽しみ方ができると思います。
私は2話目の疲労リーマンw恵一のお話が1番良かったな～～。すごく共感したし、ちょっと泣いてしまいました(TωT)
あと、この題名の「あらあら」ってなんだろうwww
これって続き物かな？
だとしたら2巻は「まあまあ」とか？ww
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
①101号室 千葉晃太～マイフェアなんとか～
リーゼントのなんちゃってヤンキー晃太が、同級生の優等生に恋をします。
マブダチの翔に協力してもらって、告白しようとデートの約束を取り付けるんだけど…とゆうお話。
高校生ものってことでおばかで明るい雰囲気がある中で、同性に恋しちゃった切なさもしっかり感じられました。
晃太が翔に協力してもらって、好きな子のことリサーチしたり、自分改造で服買いにい行ったりするんだけど、もう最初からこの翔って子は晃太のことが好きなんだろうな～とわかるわけですよ。
でも何も言わずに協力してる。
で、晃太は優等生とデートするんだけど、結局告白できずに帰ってくるんですね。
自分にとってはデートだけど、相手にとってはただ学校の友達とメシを喰ったにすぎないと。
「何も言えないままそれでもつきまとって いつしかすっかりマブダチに落ち着くのさ…多分な」
ってゆう晃太のモノローグが、そのまま翔にも当てはまってすっごく切なかったな～(´＿｀｡)
友達を好きになるって男女でもかなり切ないのに、男同士だともっと壁が高いせいかもっと切ない……独特のやるせなさを感じますね～。
だからこそ、そこを乗り越えてカプになるってゆうお話はものすごく大好きです!!
そして、想いが通じ合ったら即サカってしまう2人が若くて可愛かったw
あの原付に乗って帰ってくる時の2人の顔に笑ってしまったわ～w必死すぎww
ゴムと一緒に綿棒買ってたのに反応したのは、私だけでいい…ww
②103号室 長崎恵一～ムーンリバーと俺～
これすごく良かったな～～。
恵一は車（重機）メーカーの営業なんだけど、整備士のような役割もしてて、なおかつ本社とお客さんの間で板挟みになってる大変不憫な疲労リーマンwなんですよ。
会社の車がしょちゅう故障するので、恵一はお客さんにタラタラ文句を言われたりセクハラまがいの嫌がらせを受けたりしながら、毎日油まみれになって一生懸命車を直してるわけです。
本社にクレームの電話をしても、音声ガイダンスのような返事しか帰って来なくて…もうこの時点でものすごくこの人に同情してしまいましたねw
で、この人には高校時代に夢を語り合った親友・キヨがいて、ある日突然キヨが恵一を訪ねてくるんです。
その頃2人の間に友情以上のものがあるような感じなんだけど、そこはいまいち曖昧なまま奇麗な思い出として、気づけば10年の月日が流れてたんですね。
その日キヨが恵一の家に泊まるんだけど、そのキヨの横顔を見ながらのモノローグ
「大人だから 十数年つきあってきた気持ちの 置きどころくらい知ってる」
がなんかもう、すごく切なかったですね～。
恵一はキヨが好きなんですよ。なのに気持ちを抑えるんです。
抑えるとゆうか、込み上げてくるものに対して早々に折り合いをつけちゃうとゆうか…。
へび子さんは、こうゆう大人ならではの哀愁を描かせると天下一品ですね～。スバラシイ。
あとセクハラまがいの嫌がらせをする客が、キヨにも絡むんですよね。
そこで、やめてくれ、これ以上何をあきらめればいいんだ、って思う恵一の顔がもうなんとも言えないくらい可哀想だったな～（Ｔ＿Ｔ）
無理なんて誰でもしてる、理不尽だと思っても仕事なんてそんなもんだろって言う言葉もほんとに切なかった（Ｔ＿Ｔ）ある意味真理であるだけに…。
夢を見たところで叶わない、その度に傷つくなら最初から夢なんて見ないんだと、大人だからこその諦めがこれでもかと語られていて、ほんとに胸が苦しくなるくらいでした。
でも!!
そんな恵一にキヨはもう一度夢を見せるんです。
昔約束した、ゼット（車）を買って助手席に乗せてやる、と。
ここちょっと泣いちゃいましたよ～(TωT)
ここまで来るのに10年かかったってゆうキヨの言葉が重かったな～。きっとこの人にもいろんな想いがあって、やっと恵一の所に来る事ができたんだよね。
こうやって夢を諦めた大人が、もう一度2人で夢を語ることができたことに、ほんとにじんわりキました(TωT)
そうだよ、難しいかもしれないけど、大人にこそ夢を見ることは必要なんだよ…。
あと、ところどころで出てくる月が本当に奇麗だった。
「僕の先輩」でもそうだったけど、へび子さんの描く月にはなんとも言えない哀愁を感じますね～。
最後の4コマ「企業戦士K&K」はもう、抜群に良かったですwwもっと読みたいw
③102号室 幕之内大輔～青い影～
元ジョッキーで栄光を極めまくった大輔だけど、スランプに陥った事から騎手を止め、今は毎月の家賃さえ払えない落ちぶれた生活をしてる。そんな大輔の元に、現在リーディングジョッキー（最多勝利騎手）である誠が訪ねてきます。
おお、へび子さんついに競馬のお話ですよ！
確かすごくお好きなんですよね。
そのせいかやっぱり競馬のシーンはすごい迫力だったし、お馬さんが奇麗でしたね～。
お話の方は、夢に破れてくさりまくった大輔が、誠に会うことでもう一度競馬への情熱を取り戻して夢を叶える、とゆうことで３話の中では一番シリアスで力強い感じでした。
でも決して奇麗事で描かれてないところが良かったな～。
男同士のプライドや本音がぶつかり合う所が、特に見応えがありました。
ここはひとえに、馬場に戻ってきた大輔が馬に乗ってる姿がもう、すごく美しかったですね。
なんだろう、姿形だけじゃなくて、大輔ってゆう人の内面の強さがにじみ出ているような感じでした。
これは誠が惚れるのも仕方ないww
大輔が再生するまでを中心に描かれてるので、恋愛臭はちょっと薄め。
なので、これからこの2人がどんなカプになってくのか見てみたいですね～。
とりあえず誠が大輔に勝ち越さなければ、その辺はお預けらしいですがww
④ごはんですよ
これは「わかば荘」のお話じゃなく、男やもめの松本さんと、その同僚のあんちゃん・はるのお話。いつもの昭和臭にほっとしますね～w
松本さんの一人息子のまさるが…!!激可愛い!!!
この子へび子さんのサイトにいる子ですよね。おかっぱなので女の子かと思ったら男の子だったww
もうほっぺが大きすぎて顔が四角くなってるとことか、たまらんですよ～w
後編の1コマ目で、松本さんがまさるを着替えさせてる所があるんだけど、
ここのまさるの手がぴんっっとなってるのがもう、この本イチきゅんとキタ
はぁ、かわゆい。(´д｀;)
お話の方は、はるが松本さんを好きなんだけど、子供がいるのでお母さんが欲しいよね、って遠慮してその気持ちを抑えてるところが切なかったですね～。（その割には銭湯ではガン見してましたがww）
一方の松本さん、はるの気持ちにも自分の気持ちにも気づいていながら、なかなか行動に移せないところにお見合い話が持ち上がって、やっと動くわけです。
ここの問題はまさるの気持ちかな～と思うんだけど、まさるは一も二もなくはるに懐いているので、その辺は問題なさそうでしたね。はるは良いお母さんになれそうだし。
最後みんなで食卓を囲む姿が幸せそうで、ほんと良かったね～と思いました(*´∀｀*)
ところでどうでもいいようですが、私へび子さんの描く裸体って好きだなぁ。
割とリアルだし、直線的でペラペラしてないところがイイ。
特に背中とお尻が色っぽいデス( ´艸｀)
⑤ところにより、天気雨（描き下ろし）
わかば荘の3カプ、それぞれのその後のお話をちょっとずつ。
帰省した恵一とキヨ、この2人はゆっくり行こうって言ってただけあって、ゆっくりした感じが良かったです。ひざまくらしただけであんなに幸せな空気になれちゃうんだ( ´艸｀)
疲労困憊した不憫なサラリーマンがw癒されてる姿を最後に見れて、なんだかすっごくホッとしましたよ～。
あと、元ジョッキーの大輔が色っぽくてビックリした。
やっぱり美人受けが好きだな～～。
勝負師としての顔にもゾクっとキマしたね。
みんな寂しかったり悩んだり、忙しくってすさんだり、自棄になったりしてましたが、最後は明日への希望にあふれてて、胸がほっこりしましたね。やっぱりへび子さんだな～と。心に虹がかかりましたよ。
最後の女装ママの「また明日ね！」もすごく良かった。
またわかば荘に遊びに来ようかな～とゆう気にさせてくれました。
上でも書いたけど、これって続きあるのかしら？
わかば荘は2階建てだし、2階の住人もちらっと出てきてたので期待しちゃいます。
女装ママも気になるし…。いつも腕しか出て来ないw板前のケンちゃんは、ママのいい人なのかしらww
それにしても1階の住人は見事にみんな受けだったな～。「わかば荘（1F受け専）」ww
最後に恒例のw笑った小ネタ。
・晃太の脚色ww はじめを彷彿とさせる妄想っぷりww
・晃太、布団取り込み忘れ過ぎww
・原付バイクの擬音が「め～～～～～」ってwwわからんわw
・大人の脳内ツアー、現実逃避行ww ﾌｧｯｽﾝﾖーｼーﾄﾍﾞﾙﾄﾌﾟﾘーｽﾞww（←やるやる）
・真珠 ≠ 尿管結石www（←これ激ウケたww）
・ビールはやっぱり「KIBIN生殺しSuper」w（←スキw）
・誠の手土産「OKADA DONUT ウワォ！」（←これヒドイww）
・松本さんの「正直こんな気分だった」w（←ストリップ汚すぎww）
今回は書き込みがちょっと少なかったかな？へび子さん、おかわりプリーズですw
参加してま～す
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駅から3分風呂トイレ付き。女装ママが管理するアパート「わかば荘」。
101号室の千葉晃太は悩んでいた。男に恋をしたことに。
そこで、マブダチの翔に背中を押され告白を決意するのだが…!?
わかば荘に暮らす男たちの笑いあり涙あり、すったもんだの恋愛事情を羽生山へび子がお魅せします！
**********
おも、おも、おもしろかった!!
思わずどもってしまうほど!!
へび子さんの新刊、長屋ものってだけでものすっっごく期待してましたが（←長屋好きww）、いや～見事に期待を裏切らなかったですね。すごい。
4話収録のオムニバスなんだけど、どのお話も1冊にまとまってもおかしくないくらいの完成度だな～と感じました。
ページ数は少ないけどぎゅっと凝縮されてるので、足りない感じはしないです。満足。
1話1話ももちろん面白いんだけど、1冊通して読むとお話ごとの対比も浮かび上がってきて面白かったです。
特に高校生の1話目と、サラリーマンの2話目。
高校生はやっぱり突っ走ってる感じなんですよw気持ちが盛り上がったら即行動、即告白みたいなw
でも大人はそんなわけにはいかない。思い立っても相手との距離をまず図るんです。
二の足を踏まざるを得ない大人とゆうものが、前話の高校生との対比で余計に切なく感じましたね～。
恋愛以外の面でも、将来に不安はあるけどまだ夢を見る事が許される高校生、夢を見る事を諦めたサラリーマン、夢にこっぱみじんに破れた元ジョッキー、とゆう風に夢とゆう言葉をキーワードにして、お話が進むにつれて切なさも増していくような感じでした。
ちる○るのインタビューでへび子さんが、この3話を一人の人間の変遷と捉えてくれてもいい、ってゆうようなことおっしゃられてましたが、なるほどぉ、そうゆう見方をしてみても面白いかもしれないですね。
どのように読むかは人それぞれ、いろんな楽しみ方ができると思います。
私は2話目の疲労リーマンw恵一のお話が1番良かったな～～。すごく共感したし、ちょっと泣いてしまいました(TωT)
あと、この題名の「あらあら」ってなんだろうwww
これって続き物かな？
だとしたら2巻は「まあまあ」とか？ww
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
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①101号室 千葉晃太～マイフェアなんとか～
リーゼントのなんちゃってヤンキー晃太が、同級生の優等生に恋をします。
マブダチの翔に協力してもらって、告白しようとデートの約束を取り付けるんだけど…とゆうお話。
高校生ものってことでおばかで明るい雰囲気がある中で、同性に恋しちゃった切なさもしっかり感じられました。
晃太が翔に協力してもらって、好きな子のことリサーチしたり、自分改造で服買いにい行ったりするんだけど、もう最初からこの翔って子は晃太のことが好きなんだろうな～とわかるわけですよ。
でも何も言わずに協力してる。
で、晃太は優等生とデートするんだけど、結局告白できずに帰ってくるんですね。
自分にとってはデートだけど、相手にとってはただ学校の友達とメシを喰ったにすぎないと。
「何も言えないままそれでもつきまとって いつしかすっかりマブダチに落ち着くのさ…多分な」
ってゆう晃太のモノローグが、そのまま翔にも当てはまってすっごく切なかったな～(´＿｀｡)
友達を好きになるって男女でもかなり切ないのに、男同士だともっと壁が高いせいかもっと切ない……独特のやるせなさを感じますね～。
だからこそ、そこを乗り越えてカプになるってゆうお話はものすごく大好きです!!
そして、想いが通じ合ったら即サカってしまう2人が若くて可愛かったw
あの原付に乗って帰ってくる時の2人の顔に笑ってしまったわ～w必死すぎww
ゴムと一緒に綿棒買ってたのに反応したのは、私だけでいい…ww
②103号室 長崎恵一～ムーンリバーと俺～
これすごく良かったな～～。
恵一は車（重機）メーカーの営業なんだけど、整備士のような役割もしてて、なおかつ本社とお客さんの間で板挟みになってる大変不憫な疲労リーマンwなんですよ。
会社の車がしょちゅう故障するので、恵一はお客さんにタラタラ文句を言われたりセクハラまがいの嫌がらせを受けたりしながら、毎日油まみれになって一生懸命車を直してるわけです。
本社にクレームの電話をしても、音声ガイダンスのような返事しか帰って来なくて…もうこの時点でものすごくこの人に同情してしまいましたねw
で、この人には高校時代に夢を語り合った親友・キヨがいて、ある日突然キヨが恵一を訪ねてくるんです。
その頃2人の間に友情以上のものがあるような感じなんだけど、そこはいまいち曖昧なまま奇麗な思い出として、気づけば10年の月日が流れてたんですね。
その日キヨが恵一の家に泊まるんだけど、そのキヨの横顔を見ながらのモノローグ
「大人だから 十数年つきあってきた気持ちの 置きどころくらい知ってる」
がなんかもう、すごく切なかったですね～。
恵一はキヨが好きなんですよ。なのに気持ちを抑えるんです。
抑えるとゆうか、込み上げてくるものに対して早々に折り合いをつけちゃうとゆうか…。
へび子さんは、こうゆう大人ならではの哀愁を描かせると天下一品ですね～。スバラシイ。
あとセクハラまがいの嫌がらせをする客が、キヨにも絡むんですよね。
そこで、やめてくれ、これ以上何をあきらめればいいんだ、って思う恵一の顔がもうなんとも言えないくらい可哀想だったな～（Ｔ＿Ｔ）
無理なんて誰でもしてる、理不尽だと思っても仕事なんてそんなもんだろって言う言葉もほんとに切なかった（Ｔ＿Ｔ）ある意味真理であるだけに…。
夢を見たところで叶わない、その度に傷つくなら最初から夢なんて見ないんだと、大人だからこその諦めがこれでもかと語られていて、ほんとに胸が苦しくなるくらいでした。
でも!!
そんな恵一にキヨはもう一度夢を見せるんです。
昔約束した、ゼット（車）を買って助手席に乗せてやる、と。
ここちょっと泣いちゃいましたよ～(TωT)
ここまで来るのに10年かかったってゆうキヨの言葉が重かったな～。きっとこの人にもいろんな想いがあって、やっと恵一の所に来る事ができたんだよね。
こうやって夢を諦めた大人が、もう一度2人で夢を語ることができたことに、ほんとにじんわりキました(TωT)
そうだよ、難しいかもしれないけど、大人にこそ夢を見ることは必要なんだよ…。
あと、ところどころで出てくる月が本当に奇麗だった。
「僕の先輩」でもそうだったけど、へび子さんの描く月にはなんとも言えない哀愁を感じますね～。
最後の4コマ「企業戦士K&K」はもう、抜群に良かったですwwもっと読みたいw
③102号室 幕之内大輔～青い影～
元ジョッキーで栄光を極めまくった大輔だけど、スランプに陥った事から騎手を止め、今は毎月の家賃さえ払えない落ちぶれた生活をしてる。そんな大輔の元に、現在リーディングジョッキー（最多勝利騎手）である誠が訪ねてきます。
おお、へび子さんついに競馬のお話ですよ！
確かすごくお好きなんですよね。
そのせいかやっぱり競馬のシーンはすごい迫力だったし、お馬さんが奇麗でしたね～。
お話の方は、夢に破れてくさりまくった大輔が、誠に会うことでもう一度競馬への情熱を取り戻して夢を叶える、とゆうことで３話の中では一番シリアスで力強い感じでした。
でも決して奇麗事で描かれてないところが良かったな～。
男同士のプライドや本音がぶつかり合う所が、特に見応えがありました。
ここはひとえに、馬場に戻ってきた大輔が馬に乗ってる姿がもう、すごく美しかったですね。
なんだろう、姿形だけじゃなくて、大輔ってゆう人の内面の強さがにじみ出ているような感じでした。
これは誠が惚れるのも仕方ないww
大輔が再生するまでを中心に描かれてるので、恋愛臭はちょっと薄め。
なので、これからこの2人がどんなカプになってくのか見てみたいですね～。
とりあえず誠が大輔に勝ち越さなければ、その辺はお預けらしいですがww
④ごはんですよ
これは「わかば荘」のお話じゃなく、男やもめの松本さんと、その同僚のあんちゃん・はるのお話。いつもの昭和臭にほっとしますね～w
松本さんの一人息子のまさるが…!!激可愛い!!!
この子へび子さんのサイトにいる子ですよね。おかっぱなので女の子かと思ったら男の子だったww
もうほっぺが大きすぎて顔が四角くなってるとことか、たまらんですよ～w
後編の1コマ目で、松本さんがまさるを着替えさせてる所があるんだけど、
ここのまさるの手がぴんっっとなってるのがもう、この本イチきゅんとキタ
はぁ、かわゆい。(´д｀;)お話の方は、はるが松本さんを好きなんだけど、子供がいるのでお母さんが欲しいよね、って遠慮してその気持ちを抑えてるところが切なかったですね～。（その割には銭湯ではガン見してましたがww）
一方の松本さん、はるの気持ちにも自分の気持ちにも気づいていながら、なかなか行動に移せないところにお見合い話が持ち上がって、やっと動くわけです。
ここの問題はまさるの気持ちかな～と思うんだけど、まさるは一も二もなくはるに懐いているので、その辺は問題なさそうでしたね。はるは良いお母さんになれそうだし。
最後みんなで食卓を囲む姿が幸せそうで、ほんと良かったね～と思いました(*´∀｀*)
ところでどうでもいいようですが、私へび子さんの描く裸体って好きだなぁ。
割とリアルだし、直線的でペラペラしてないところがイイ。
特に背中とお尻が色っぽいデス( ´艸｀)
⑤ところにより、天気雨（描き下ろし）
わかば荘の3カプ、それぞれのその後のお話をちょっとずつ。
帰省した恵一とキヨ、この2人はゆっくり行こうって言ってただけあって、ゆっくりした感じが良かったです。ひざまくらしただけであんなに幸せな空気になれちゃうんだ( ´艸｀)
疲労困憊した不憫なサラリーマンがw癒されてる姿を最後に見れて、なんだかすっごくホッとしましたよ～。
あと、元ジョッキーの大輔が色っぽくてビックリした。
やっぱり美人受けが好きだな～～。
勝負師としての顔にもゾクっとキマしたね。
みんな寂しかったり悩んだり、忙しくってすさんだり、自棄になったりしてましたが、最後は明日への希望にあふれてて、胸がほっこりしましたね。やっぱりへび子さんだな～と。心に虹がかかりましたよ。
最後の女装ママの「また明日ね！」もすごく良かった。
またわかば荘に遊びに来ようかな～とゆう気にさせてくれました。
上でも書いたけど、これって続きあるのかしら？
わかば荘は2階建てだし、2階の住人もちらっと出てきてたので期待しちゃいます。
女装ママも気になるし…。いつも腕しか出て来ないw板前のケンちゃんは、ママのいい人なのかしらww
それにしても1階の住人は見事にみんな受けだったな～。「わかば荘（1F受け専）」ww
最後に恒例のw笑った小ネタ。
・晃太の脚色ww はじめを彷彿とさせる妄想っぷりww
・晃太、布団取り込み忘れ過ぎww
・原付バイクの擬音が「め～～～～～」ってwwわからんわw
・大人の脳内ツアー、現実逃避行ww ﾌｧｯｽﾝﾖーｼーﾄﾍﾞﾙﾄﾌﾟﾘーｽﾞww（←やるやる）
・真珠 ≠ 尿管結石www（←これ激ウケたww）
・ビールはやっぱり「KIBIN生殺しSuper」w（←スキw）
・誠の手土産「OKADA DONUT ウワォ！」（←これヒドイww）
・松本さんの「正直こんな気分だった」w（←ストリップ汚すぎww）
今回は書き込みがちょっと少なかったかな？へび子さん、おかわりプリーズですw
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