スロースターター (CITRON COMICS)/リブレ出版
¥670
Amazon.co.jp
これきゅんきゅんした~~きゅんきゅんしました!!
うん、こうゆうのが読みたかったの~(*^▽^*)
古本屋さんでパラパラめくってなんかい~かも~と思って連れ帰ってきたんだけど、読み終わってPC開いて速攻この方の新刊ポチしましたよ。
新人さんみたいでまだ画が荒い感じがするけど、時々ドキッとするような画もあったり(スロースターター1の扉画とか。嶋二さんぽい雰囲気だな~と思った)、なにより1冊を通したこの空気感とテンポがとても私好みでした。
それに非常にわかりやすいと言うか、作者が伝えたいことがハッキリとこちらに伝わってくるので、読んでてぼんやりした所がなかったですね。
表情で読ませたい所、文字で理解させたい所、その時々で作者が何をしたいのかがちゃんと伝わってくるのも良かったと思います。
あと、高校生同士のお話なんだけど、等身大感がハンパない。
しょちゅうあくびしたり、ズボン腰で履いたり、会話のテンポとか高校生っぽくてきゅんきゅんした~(*´∀`*)
物語は題名通り、とても丁寧にゆっくり進んでいきます。
えろはないけど、恋の始まりのきゅんきゅんをじっくり読むのが好きな方にはおススメかも~
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
引っ越しをして電車通学になったキヨとゆう男の子が、電車の中で他校生・イノに出会います。どうやら田舎の電車のようで、その車両にはキヨとイノしか乗ってないのね。
他校生なのでもちろんしゃべらないんだけど、なんとなくちらっと見ちゃったりしてお互い意識していきます。
そんなある日、電車の中で寝過ごしちゃったキヨに、イノが声をかけます。
これがきっかけで、2人はしゃべる仲になるんだけど……とゆうお話。
1話目の最後で2人はしゃべる仲になって、2話目の最後で携帯番号交換するんだけど(なんとゆーゆったりテンポw)、ここまでの意識のし合いがとっても良かったですね~。
2人同時にあくびしたり、さらっと揺れる前髪にん?と顔を赤らめたり、いつも2人だけの車両に友達と一緒に乗ってる所を見て、その人の意外な一面を見たような気になったり、あれ、目が合った!今こっち見てた?ってドキドキしたり……
そうゆうまだ恋とは呼べないような小さな感情の揺れみたいなものが、いちいち丁寧に拾ってあって、とってもきゅんきゅんしましたね~(*´∀`*)
こうゆう小さな感情の揺れがたくさん集まって、大きな波=恋になる。その過程がじっくり丁寧に描いてあります。
しゃべるようになった2人。でもキヨが部活の朝練に出るようになって、いつもの電車に乗れない事態になるんですね。で、それをイノに言うかどうかでキヨがぐるぐるする。急に乗らなくなるけど心配させるかな…、でも約束してるわけじゃないし言うのも変か…って。
一方、いつもの電車にキヨがいないイノ。モノローグはないけど、あれ?なんでってゆう表情、それから俯いた横顔やにぎり棒をにぎる手から、なんとなく淋しさを感じさせます。
で、朝練の期間が終わっていつもの電車に乗るキヨは、イノの反応が気になってド緊張してるんだけど、そこに現われたイノは「おはよー」って超普通。
なんか自分ばっかり意識してバカみたい~ってなったキヨだけど、実はイノもキヨに避けられたのかって心配してた。朝練だったのか、良かった~って笑うイノにきゅんとくるキヨ…。
携帯番号聞きたくても聞けなかったキヨに、イノはこれからこんなことがないように、携帯聞いてもいいかな~って言うんですよ。
なんかね、両想いとまではいかないにせよ、相手が自分と同じ気持ちだったのか~ってわかる瞬間、2人の気持ちがひらっと重なった瞬間の幸福感が、この時のキヨの表情からひしひしと伝わってきましたね~。
とにかくこの本はこの前半の2人のやりとりが微妙な距離感で、むずむずしつつも甘酸っぱくて、とっても良かったです(*´∀`*)
さて、キヨの学校の文化祭にイノが友達と行くことになります。
イノの学校は男子校なので、友達は女の子目当てで行くってゆう話をするんだけど、キヨはイノも女の子目当てで来るのかな~、当たり前か~、でもなんか面白くないな~と思う訳です。
この時のキヨの横顔が、下唇がム~~ってなっててすごく可愛い( ´艸`)ツボりましたww
で、学祭に来たイノはキヨの部活の出し物であるバッティングセンターで遊ぶんだけど、この男子校生が集まってわちゃわちゃする感じもなんか微笑ましかったですね~。
イノが意外に打てて、キヨが楽しくなって盛り上がってきちゃう感じとか、ヒット打ったらラーメン奢ってやるとか、固まってキャッキャする所とか、ああ、青い春だな~~良いな~~って感じ(*´∀`*)
日も暮れてきて帰ろうとするイノ。ラーメン奢る約束してたのに、「じゃーねー」って帰っちゃうんです。
ってゆうのもイノは、女の子がキヨに今日告白するってゆう会話を偶然聞いちゃったので、気を利かせたんですね。
それを知らないキヨはイノを引き止めたいんだけどできなくて…。うう、もどかしいわ。
それで、イノは自分の気持ちに気がつきます。
キヨに彼女ができるのは嫌だってハッキリわかって、胸がズキズキします。
キヨに会うのが怖くて、電車もずらしたりしちゃうんですね。
一方のキヨも恋心がどんどん重くなってきてる感じ。
2人とも、教室にいるのに窓の外見てぼーっとしたり、下向いてため息ばっかりついたりして、もう恋心が隠せない感じがね、とっても良かったですね。
周りの友達も異変を感じて、そっとしとこって言ったり。
もう2人とも大きな波にのまれちゃってる感じです。
で、なんとなく不安でお互い電車をずらして、すれ違ってた2人なんだけど、ある日キヨがイノの降りる駅で待ってるんですね。
もうここからは、可愛さバクハツですよ~。
久々会えた2人のテンパリが可愛くてもう…☆
お互い一生懸命気持ちを伝え合うんだけど、あ、え、え、なに?みたいにわたわた焦る感じが可愛くてもう…☆
好き、にしても、え?どっちの意味?って2人で混乱しまくって、もう言葉じゃ埒があかなくなって体で示す所とかね、可愛かったですよ~良かったですよ~☆うん。
最後のコツンにきゅんとキタ( ´艸`)
描き下ろしは卒業後の2人。
時間は経っててもまったく変わらない2人の関係が微笑ましかったですね~。
この2人はこれでいいんだよ、ほんと。
*****
や~、良かったですね、市川けいさん。
全体的にあお~~い感じがとっても好みでした。
新作届くの楽しみです☆
参加してま~す
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これきゅんきゅんした~~きゅんきゅんしました!!
うん、こうゆうのが読みたかったの~(*^▽^*)
古本屋さんでパラパラめくってなんかい~かも~と思って連れ帰ってきたんだけど、読み終わってPC開いて速攻この方の新刊ポチしましたよ。
新人さんみたいでまだ画が荒い感じがするけど、時々ドキッとするような画もあったり(スロースターター1の扉画とか。嶋二さんぽい雰囲気だな~と思った)、なにより1冊を通したこの空気感とテンポがとても私好みでした。
それに非常にわかりやすいと言うか、作者が伝えたいことがハッキリとこちらに伝わってくるので、読んでてぼんやりした所がなかったですね。
表情で読ませたい所、文字で理解させたい所、その時々で作者が何をしたいのかがちゃんと伝わってくるのも良かったと思います。
あと、高校生同士のお話なんだけど、等身大感がハンパない。
しょちゅうあくびしたり、ズボン腰で履いたり、会話のテンポとか高校生っぽくてきゅんきゅんした~(*´∀`*)
物語は題名通り、とても丁寧にゆっくり進んでいきます。
えろはないけど、恋の始まりのきゅんきゅんをじっくり読むのが好きな方にはおススメかも~
※以下感想ネタバレします。ご注意下さい※
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引っ越しをして電車通学になったキヨとゆう男の子が、電車の中で他校生・イノに出会います。どうやら田舎の電車のようで、その車両にはキヨとイノしか乗ってないのね。
他校生なのでもちろんしゃべらないんだけど、なんとなくちらっと見ちゃったりしてお互い意識していきます。
そんなある日、電車の中で寝過ごしちゃったキヨに、イノが声をかけます。
これがきっかけで、2人はしゃべる仲になるんだけど……とゆうお話。
1話目の最後で2人はしゃべる仲になって、2話目の最後で携帯番号交換するんだけど(なんとゆーゆったりテンポw)、ここまでの意識のし合いがとっても良かったですね~。
2人同時にあくびしたり、さらっと揺れる前髪にん?と顔を赤らめたり、いつも2人だけの車両に友達と一緒に乗ってる所を見て、その人の意外な一面を見たような気になったり、あれ、目が合った!今こっち見てた?ってドキドキしたり……
そうゆうまだ恋とは呼べないような小さな感情の揺れみたいなものが、いちいち丁寧に拾ってあって、とってもきゅんきゅんしましたね~(*´∀`*)
こうゆう小さな感情の揺れがたくさん集まって、大きな波=恋になる。その過程がじっくり丁寧に描いてあります。
しゃべるようになった2人。でもキヨが部活の朝練に出るようになって、いつもの電車に乗れない事態になるんですね。で、それをイノに言うかどうかでキヨがぐるぐるする。急に乗らなくなるけど心配させるかな…、でも約束してるわけじゃないし言うのも変か…って。
一方、いつもの電車にキヨがいないイノ。モノローグはないけど、あれ?なんでってゆう表情、それから俯いた横顔やにぎり棒をにぎる手から、なんとなく淋しさを感じさせます。
で、朝練の期間が終わっていつもの電車に乗るキヨは、イノの反応が気になってド緊張してるんだけど、そこに現われたイノは「おはよー」って超普通。
なんか自分ばっかり意識してバカみたい~ってなったキヨだけど、実はイノもキヨに避けられたのかって心配してた。朝練だったのか、良かった~って笑うイノにきゅんとくるキヨ…。
携帯番号聞きたくても聞けなかったキヨに、イノはこれからこんなことがないように、携帯聞いてもいいかな~って言うんですよ。
なんかね、両想いとまではいかないにせよ、相手が自分と同じ気持ちだったのか~ってわかる瞬間、2人の気持ちがひらっと重なった瞬間の幸福感が、この時のキヨの表情からひしひしと伝わってきましたね~。
とにかくこの本はこの前半の2人のやりとりが微妙な距離感で、むずむずしつつも甘酸っぱくて、とっても良かったです(*´∀`*)
さて、キヨの学校の文化祭にイノが友達と行くことになります。
イノの学校は男子校なので、友達は女の子目当てで行くってゆう話をするんだけど、キヨはイノも女の子目当てで来るのかな~、当たり前か~、でもなんか面白くないな~と思う訳です。
この時のキヨの横顔が、下唇がム~~ってなっててすごく可愛い( ´艸`)ツボりましたww
で、学祭に来たイノはキヨの部活の出し物であるバッティングセンターで遊ぶんだけど、この男子校生が集まってわちゃわちゃする感じもなんか微笑ましかったですね~。
イノが意外に打てて、キヨが楽しくなって盛り上がってきちゃう感じとか、ヒット打ったらラーメン奢ってやるとか、固まってキャッキャする所とか、ああ、青い春だな~~良いな~~って感じ(*´∀`*)
日も暮れてきて帰ろうとするイノ。ラーメン奢る約束してたのに、「じゃーねー」って帰っちゃうんです。
ってゆうのもイノは、女の子がキヨに今日告白するってゆう会話を偶然聞いちゃったので、気を利かせたんですね。
それを知らないキヨはイノを引き止めたいんだけどできなくて…。うう、もどかしいわ。
それで、イノは自分の気持ちに気がつきます。
キヨに彼女ができるのは嫌だってハッキリわかって、胸がズキズキします。
キヨに会うのが怖くて、電車もずらしたりしちゃうんですね。
一方のキヨも恋心がどんどん重くなってきてる感じ。
2人とも、教室にいるのに窓の外見てぼーっとしたり、下向いてため息ばっかりついたりして、もう恋心が隠せない感じがね、とっても良かったですね。
周りの友達も異変を感じて、そっとしとこって言ったり。
もう2人とも大きな波にのまれちゃってる感じです。
で、なんとなく不安でお互い電車をずらして、すれ違ってた2人なんだけど、ある日キヨがイノの降りる駅で待ってるんですね。
もうここからは、可愛さバクハツですよ~。
久々会えた2人のテンパリが可愛くてもう…☆
お互い一生懸命気持ちを伝え合うんだけど、あ、え、え、なに?みたいにわたわた焦る感じが可愛くてもう…☆
好き、にしても、え?どっちの意味?って2人で混乱しまくって、もう言葉じゃ埒があかなくなって体で示す所とかね、可愛かったですよ~良かったですよ~☆うん。
最後のコツンにきゅんとキタ( ´艸`)
描き下ろしは卒業後の2人。
時間は経っててもまったく変わらない2人の関係が微笑ましかったですね~。
この2人はこれでいいんだよ、ほんと。
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や~、良かったですね、市川けいさん。
全体的にあお~~い感じがとっても好みでした。
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