シリコン太陽電池、発電量100倍 物材機構
物質・材料研究機構の深田直樹グループリーダーは、シリコン太陽電池の発電量を100倍に増やす新構造の太陽電池を開発した。電池の表面にシリコン材料
のミクロの棒を剣山のように無数に並べ、太陽光が当たる面積を増やす。発電量が一定ならば太陽電池の面積を100分の1にできる計算で、屋根に取り付けた
5メートル角の電池が50センチ角以下になる。設置場所を選べ、メンテナンスもしやすい。5年後の実用化を目指す。
新開発の太陽電池は表面部分に直径約90ナノ(ナノは10億分の1)メートル、長さ約5マイクロ(マイクロは100万分の1)メートルの棒状シリコンが約100ナノメートル間隔で立つ。
こうした構造によって、これまで無駄にしていた波長約600ナノメートル以下の光も電気に変換できるようになったという。
計算では、シリコン材料を平らに積み重ねる従来の同面積の構造に比べ、発電量が100倍になった。
小さな太陽電池で一定量の発電ができるようになれば、太陽の方角を追尾する装置に組み込むなどの使い道が広がる。
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E3E6E2E29B8DE3E7E2E3E0E2E3E086989FE2E2E2
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