父が遺してくれたのは、家、生活費、母と私。
私は父に反抗して、辛辣な言葉を浴びせたこともある。
その時、「お父さんほどすごい人はいないんだ!」と、
言っていた。
当時は理解できずに言い返していたが、今になって、
その存在や、言葉に、その偉大さに感じるところがある。
母を、守り私を守った。
亡くなった今でも父の守られた中で生きてる。
母以上に哲学があったらしい。
父に、「お前には哲学がないな。」と言われてびっくりしたことがあった。
私にはまだ生きる哲学がない。
父の誕生日に手紙を書いてもらった。
その後父が自主的に2通目の手紙をくれた。
兄の机に向かって私へ手紙を書いてくれる姿に感動し、
これが嬉しいと言う気持ちかと感じた。
今でも読み返し父の愛の深さに救われている。
父が亡くなって、11年後の2012年、縁あって今の職場に就職。パートだが、父がご縁を、もたらせてくれたと勝手に思ってる。
私の履歴を、見て採用してくださった社員の方、ここだけの話、ユニクロは、すぐに電話が鳴って、「不採用なので、履歴書はシュレッダーしておきます。」と、連絡が来た。
ご縁ばかりはわからないものだが、天国の父は「それでいい、」と、言ってくれているように感じてる。
実は父についてはあまりにも知らない。
自分の話はしない人だった。柔道、野球、スキーの達人だったらしいが、独身のころの話で、囲碁が好きだったけれどそれ以上のことは知らないのだった。
父が私がまだ若い頃に亡くなってしまって残念であるが、父はまだ元気だった頃に私に向かって空を差し、「父さんあっこからだいじょぶか、だいじょぶかってやってる。」と、言って、天国が、あること、もうすぐ亡くなることを、笑顔で言って、びっくりした。
我が家は神様を、信じる家庭では、無く、七五三は神社、正月も神社、葬式はお寺な家庭だった。
母はマナー本が頼りだったとのこと。
誇り持って生きることができるのは両親のおかげである。