☆悠々自適☆ -2ページ目

☆悠々自適☆

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かあちゃんが心配していたことがもう一つ。

腫瘍が気管圧排していたため、真ん中から少しズレていた。

ちゃんと入るのかな??
傷ついたりしたらまた処置が必要?
不安…と。

そこは先生にお任せするしかなく、送り出しました。


どれくらい時間が経ったか。
全身麻酔をしてからの挿管。
一時間くらいかな。

ぐったりし、テレビでよく見るシュコーシュコーと、空気送られるやつを付けたかあちゃんが。

これからCT撮ります、と言われ。
検査室の前でまた待ち…


意識がないはずなのに
動かないでください!と言われている。

きついんだろうな、苦しいんだろうな。

涙が溢れてきました。

一通りの検査が終わり、生検にもまわし。
これからECUにうつります、と言われたのがもう夜10時半。昼間からここにいるのに。
長かったね。辛かったね。
本人はもう意識なく、管が入り、人工呼吸器に繋がっている。

あとから確認したら、挿管は一発でできたって。
よかった。
かあちゃんはどの体制なら苦しくないかを模索している。
私は明るくしていなきゃ、と思いながら話しかける。
でも内心はかなりドキドキ。

まさかこんなことに?
なんで?
もっと早く受診すれば良かった?

頭の中をグルグル回る。

この病院に来てからどれくらい経っただろうか。


先生が来て、

それではこれから麻酔をして挿管します。
最悪、管が入った後、抜けずにそのまま…という可能性も僕らは考えております。
声が聞けなくなるので、話しておきたい家族はいらっしゃいますか?と。


は???
どーゆこと?
え???

とりあえず二人になり…お互いの顔を見る。
家にはとうちゃん、子どもたちしかいない。
かあちゃんは、孫には会えない、処置ができない、と。

このままやってもらう、との意思だったのでお願いした。

その時。
先生からの言葉に…
真っ暗になった。


橋本病と診断されてからの短期間でこれだけの腫れとなると…
僕らは最悪のパターンとして、甲状腺未分化ガンではないか、と考えてます。
なにもしなければもって一ヶ月、処置をしても三ヶ月かと…

これから挿管するかあちゃんの前で。
なんで今言うの?
本人にいきなり言う必要ある?

この後処置に向かうときのかあちゃんの手を握った時の力…
今でも涙が出てくる。

お願いします、と伝えて気管挿管に向かった。

救急の先生から

これはかなり緊急だねー。
腫れが大きい。エコー、CT撮ってみよう。
もしかしたら外科的処置が必要になるかもしれない。

先に行った病院で紹介状を書いてもらい、先生が事前に話を通してくれていたおかげでここまでは早く診てもらえた。

少しの待ち時間にも苦しさを訴え、どの体制なら呼吸が楽かを探していた。

エコー、CT後また呼ばれた。


先生から一言。
腫瘍が気管を圧排してるねー。
このままだと窒息するかもよ?
申し訳ないが、このまま帰すわけにはいかない。
何か起きる前に気管挿管しましょう。
外科の先生にバトンタッチしますね。


え?
そんなに?
気管挿管???
テレビで見るあれですか?

横で母は…
気管圧排されてるけど
ちゃんと挿管できるのかな??と冷静。

やはり看護師。
でも手にはすごく力が入っていて。
不安が伝わってきた。