ゴキブリがでた。。。
私がぼーと座っていたら
悠々と奴が歩いて出てきた。
「おい!やばいよ!!やばいよ!!!」
生まれて初めて部屋にゴキブリがでた衝撃で私の思考回路は一時停止。(ピーーーー…)
とにかくこの部屋から追放しなければ

ゆっくりドアを開けると、
奴も危険を察したのか
早足で机の裏に隠れた!!
うわっ
うわっ


うわっ


もうこうなったら殺すしかない

リビングに殺虫剤が
あったことを思い出し、
奴に逃げられないよう
そーっと部屋を抜けリビングに。
護衛(母)を呼び、
いざ奴のいる部屋へ

いた



まだ机の裏にいる





息を飲んで私は奴にむけ
殺虫剤を発砲した

が、その時









奴は目にも留まらぬ速さで逃亡



大量の毒を浴びているはずなのに全く動じてないのだ





ゴキブリの生命力とはそんなに
しぶといものなのか、、、、
ショックでまた思考回路が停止した私に母は言った。
「それ、ハエと蚊専用の殺虫剤じゃけ効かんのんかもね。」
早く言えよッ!!!!
その後、護衛に部屋中
くまなく探してもらったが
奴の姿は見当たらない。
挙げ句の果てに、
「大丈夫。出てきたらこれ使って殺しなさい。おやすみ」
と、ハエと蚊専用の殺虫剤を
置いて護衛(母)が任務を
放棄してしまったのだ。
こんな治安の悪い部屋で寝れるか

と、部屋中を見回した。
服が散乱し、埃がうっすら溜まった床がそこにはあった。
忙しさと疲労を理由に、掃除をしなかった私への天罰が奴なのか、、
私は自分の怠惰な生活を反省し
深夜にもかかわらず部屋の掃除を開始。
クイックルワイパーで奴が潜みそうな場所をくまなく拭き
散らかった服もタンスの中へ
床は見違えるほどきれいになった

次は、安らかな睡眠の確保!
丸めた新聞紙と役にたたない殺虫剤を頭の側に置きいつ出てきても殺せるようにセット
殺す時のシュミレーションもした。
戦う準備は整った
でも出来るなら戦いたくない
神よ、どうか奴が自首(部屋の外に出る)してくれるますように
そう願って、私はベッドで眠るのであった
アーメン




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