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T.S.さん捜しブログby nizan

人生の夢・ロマン・不条理・日常・歌詞などのブログです。別名を「人生の走馬灯ブログ」と名乗りたいと思います。


現在に近い過去の、漠然としたある時点を表す言葉に
「この間」「この前」「先ごろ」「先日」などがあります。

「先ごろ」や「先日」は、やや改まった言い方で堅苦しさを感じます。
話し言葉で「こないだ」と変化することもある「この間」は何か方言っぽくダサく感じる場合もあるので、私は基本的に使いません。
これは関西弁の「どないだ、こないだ」とは無関係です。
外では使いませんが、家族との間でしたら使います。

家族以外の人と話す時には「この前」を使います。



ところで、この「この間」という言葉ですが、落ち着いて考えてみると不思議な言葉です。

分解して「間(あいだ)」について調べてみました。

あいだ【間】
①2つの物にはさまれた部分。中間。
英語では2つの間はbetween
3つ以上の間はamong
②時間的・空間的なへだたり。間隔。
③ひとつづきの時間。期間。
英語ではfor;during;while
④きれめの時間。合間{あいま}。
⑤あいだがら。
英語ではrelationship


日本語ではたった一語の「間(あいだ)」ですが、英語に直すと種々の英単語に相当し、日頃、私たちがあまり意識せずに使い分けているこの言葉の多義性に驚いてしまいます。

更には、「この間」になると、もっと不思議な感覚になり、迂闊に使えなくなってしまうような気がします。

過去の言語習慣の記憶があるから使えるだけで、緻密な論理思考的は表現では、なかなか使えない言葉だと思います。

例えれば、テニスプレイヤーが相手から来たボールを打ち返す場合、「ボールはこの角度でこのスピードだから、打ち返す時にはどういう角度でどういうスピードでなくてはならない。」なんて思考することは無いと思います。

そんな思考無しで、反射的な流れるような自然なプレーでなければ、対処不能の場合がほとんどだと思います。

これは車の運転についても言えることです。

理性的、分析的なストップモーション行動は害悪になるどころでなく、行動自体が成立しなくなってしまうのではないかと思います。

ただし、普通の会話はスポーツプレーのような流暢さがあった方が良いのかも知れませんが、対人関係における重要な会話や国家の命運を決めるような議論では、言葉を一つ一つひねり出さねばなりませんから、スムーズさはないでしょう。