この日から数えてだけど、先日の受診前日までの1109日。これがもう一度胚移植すると決めるまでに要した時間
二人目を諦めるための心の準備をしてきて、決断して、凍結胚の廃棄の同意書に署名して、封もして、でも念のためにギリギリまで投函せずに置いておいた
これからの仕事、勉強、趣味、新たに挑戦したいこと、いろいろ考えていたけど、他人にもいろいろ言われた
ちょうど自信喪失になってしまっていて、一体何のための、誰のための人生なのか…いろいろ言われることが結果的に消去法になった
それは私が本当にしたいことじゃない。
私が本当にしたいことは、凍結胚をお迎えにいくこと。
大切な思い入れのある日に採卵、受精した娘の弟妹達に会いたい
全てが吹き飛ばされても、たったひとつだけが残っていたような、そんな景色が見えた
眠れずにいたその日の明け方、加藤レディスクリニックの再診予約フォームを見ると、翌日受診可になっていて、その日は5年前の採卵日と同じ日だった
経済的に、身体的に、精神的に、諦めることにしていた二人目も、結局これほどまでに望んでいるのだと知らしめることになった途端、きっと大丈夫という何の根拠もない前向き思考に変わっていった
凍結胚を戻さずに終えたことをいつか後悔するのも怖かった
もう一人子供をとは言え、凍結胚を移植することしか考えていない
採卵はしない
弟妹達が降りてくることを選ばなかったのならそれはそれで構わない
これが私達夫婦が出した最期の答え

