また曲が創れなくなった、いやPCの中にいくらかのメロディーやらリフのアイディアはたくさんあるのだがそれらを「形にしよう」という気がさっぱり起こらんのだ。鬱と言うよりは単なる無気力、といった感じ。あと「どうせ形にしてもなぁジュヨーがないもんなぁ」という風になっていてこう、徒労感。もっともあの忌野清志郎さんも「アルバムを創り上げた時に達成感はあるんだけどその後に必ず徒労感がくるんだよなぁ」と言ってたし、それに最も考えてみれば「タガサコ山村青年団」名義で1枚アルバムを出したばっかりだった売り上げはもうさっぱり”残念でした”といういつものパターン」だったし。厳密に言えば「完全な未発表曲」というのは3曲あるただ。その3曲には珍しいことに「歌詞が浮かばない」、今村と云えば「歌詞が良いよなぁ」ということでまぁせまいせかいですがそういう印象がある。少なくとも千人ぐらいの方々はそういう印象をお持ちだろう。しかしかし基本は自分の実体験=シツレン、なので年々枯渇していくのも仕方がない。もう学生時代のように彼氏彼女、なんていうノリではなくてもう結婚、収入、子育てというものが入ってくるから。前々から書いているけど僕には家庭願望がない。それは自分が鬱病というのとロクなもんじゃないジンセ―を歩んできて自分に子供がいたら”もうこんな思いはさせたくねぇ”ということが大きな、というすべての理由に至るのだが、高校時代は「コンちゃん(俺は高校生の時、先生や女子からこう言われてた)はぜっ~たい良いパパになって奥さんも良い人と結婚しそう」と言われまくっくてたがもう高校の時点で家庭願望はなかったので「イヤイヤ、それはぜっ~たいにないから」と応えてた。事実、現時点でそうなっているし、だけどうつ病と睡眠障害に陥るとは予想だにしてなかった。あとバカなことに「自分は売れる!」という根拠ない自信があった。かのEUROPEのメインソングライターでリードシンガーが「ファイナルカウントダウン」で大ブレイクしてその次のアルバム「OUT OF THIS WORLD」も凄い良いアルバムだったのにその後「頭の中のアイディアが空っぽになってしまった」言い、その後のグループの人気は不安定だ。ただ当たり前だが基準の規模が違い過ぎる。でも個人的には単純にマネージメントが悪い気がする。