2,3年前かな、かなり健康状態が芳しくない時に大袈裟だが「もし俺が死んだらこれこれの曲を…」と自分が死んだ後に遺しておいてほしい曲を選んでたらエライ曲数になって何枚か組(げっ!)になったんだけど、それから数年後の今はこれまた極端で「この1曲さえ遺してくれれば良い、というかこの曲だけ遺してくれ」と思うようになった。何がどう変わったのか判らないのだが。で、その曲と言うのが「SEASON IN LOVE」と言う曲でついぞ最近できた曲。歌詞はもう運十年も前のことだしリアル過ぎでもあり迷惑を被る方もいるので曲のネット上でのUPが出来ない。しかしこの曲が「そんなにぐれいと」な曲なのか?と問われれば「いやフツーにメロディスな曲です」という感じで、ホント、何で?という自分もいる。ラヴソングだがもうすごい昔の話だからもうとうに未練はないし、それにもう相手は既婚者である。だからなんでこの1曲だけを遺してほし、などと大袈裟に言う自分が自分で判らない。ただこの曲飽きないんだよなぁ。モトリークルーがプライマルスクリームをエアロスミスがスウィートエモーションを、AC/DCがTHE JACKという「何の変哲もない曲を必ずセットに入れる」ような感じで僕も自分も「SEASON IN LOVE」なんかこの曲に憑りつかれている。やっぱり有名無名問わず長いキャリアを持つとそういう「これは外せないでしょう」という曲が名曲でもなくても出てくるのだろうか?