僕が30代には書く曲の99%がバラード系統だったのは偶然でもなんでもなく「自己破壊的な自分を治す、癒す」目的での強引な手段でもあったのだが、40代に入った今「やっぱり自分に嘘をつくことが一番身体に悪い」と思い、また20代の時に散々書いてきたパンク系の曲を書くようになった。30代にバラードと言うバラードを書きまくったせいでいつの間にか「癒し系の今村さん」という感じで知る人には知られてしまいギャラの貰えるLVEのオファーが山のように来た。


僕は良識層の人間ではないので上記の理由から年内のその手のLIVEは総てキャンセルした。あと僕の音楽の多様性を知る人達からのオファーの場合、必ず「おとなし目の曲でお願いします」と念を押される。あとこの時期になると障害者の施設やイベントなどでクリスマスパーティーの一環として僕は弾き語りをすることも多かった。40代になってからはX’MASも関係なしに完全にヒキコモリ、自分の汚れた部屋でレコーディングか寝ているか、という感じだ。病気がここまで酷くない時は毎年X'MASは相手は誰もいなかったが勝手に独りでロマンティックな心模様だったのだが、今は面倒。もう本当に社交性が無くなってしまったなぁ。