ここんところず~っとMOTHER LOVE BONEにずっパマリだが、この暗さがイイ塩梅なのである。正直、今流行りの無駄に明るい曲達は鬱病の俺には苦痛以外のナニモノでもない。前向きさがイヤだ。何故なら自分は以前それ持っていたが故に前向きさが裏目に出て挫折したからである。


僕がこの14年間行ったり来たりのリハビリ施設ではまず「自分が無力」であることを自覚することから始まる。そう、つまりは自分は「負けた」ということを念頭にリハビリが始まるのである。ただ僕は人間関係で壁を創るのでみんな良い人達だったけど、どうしても同じリハビリ仲間達とは打ち解けられなかった。なのでプログラムの最終段階までは行けない。


それで今の「ガチ」なヒキコモリになっている。ただ2つ目の「大切なモノを守りたければそれを手放せ」ということは実行している。もう14年間も付かず離れずでお世話になっているがそこだけは実行しているので治ってんだか治ってないんだか。


僕が通っていたのはMOTHER LOVE BONEの故アンドリューとかと同じ系列のリハビリ施設の日本版のところであるが彼は一時期治ったから「デビュー作」が出来たのにまた数カ月後自分の昔の習慣に戻り亡くなってしまった。病気云々はともかくデビュー作が遺作っていうのは俺も残念だよ。