2枚組にしたはイイがどうにも変則的。ちょっと極端すぎた。曲は相変わらず出来ているのだがどうにもこういう商品化への作業になると発想がイマイチな形になってしまう気がする。

昔、「素人の声じゃない8●3の業界人のような声だ」と国内の某有名カリスマハードコアパンクスの方から武蔵野のCDを贈ったらそう言われた「武蔵野の一番の強みは今村君のVocalなんだよ」と。因みにこの方のお陰で武蔵野のCDは全国のCD屋さんで売られるようになった。デカイイベントにも呼んで頂けるようになった。

でも一般的には今村敦名義での「LIVE&MAO!」かなぁ(--〆)。E感じのEP。.武蔵野のBESTの方もきちんと聴いて頂くとカッコいいです。良いんですが、ヤケになりそうな自滅型人間に余計拍車をかけてしまいそうな曲ばかりです。まぁ真面目な話、「おお~!」というようなインパクトはある。

結構今回の2枚組のヤツも自分で聴いているんだよなぁ。結局ここ数週間で書いた新しい曲2曲は次のアルバムか何かに収録と延期。そう言えば「無駄にBEST盤が多い」と昨日書いたけどその最たるものをすっかり忘れていた。その最たるバンドはKISSだ。いつまでも70年代~80年代初期の曲ばかりを収録した編集盤を創っている。

KISSは80年代後半からあまりパッとしないアルバムばかりを創ってきたとは思うのだがその中でも数曲は「名曲だ」という曲があるのだからBEST盤の収録曲にもその時代の曲を入れてもイイのに、とは思う。

それにしてもこの変則的な2枚組、思い切り評価が分かれそうだ。