今日、展示物で展示した作品の自分のCD群はほとんどが所謂「癒し系」なのだが、ナンか今日、評判が良かったのにも関わらず思い切り、方向性の変更をしたくなった。

僕の永遠のアイドルにして師匠、NIKKI SIXXが一時期、TRACY GUNSと組んで「BRIDES OF DESTRUCTION」を結成したが、それでは無理なスケジュールでの活動はしない、というスタンスだった。もっとも彼らはそれぞれのバンドでキッツイスケジュールの期間での活動と何より世間の脚光を浴びているのが大きな違いだが。

閑話休題:正直な話、今日、歌ってて「コレが本当に聴いてくれる方々の役に立つのだろうか?」と思ったからだ。ただ前と違うのは自分で自分の書いた曲に納得する出来にまではクオリティーが圧倒的に上がっていること。歌で人を癒すなんて、昔に過酷な現実を々目の前にした僕にはどうにも素直にうなずけない。

ましてや自意識過剰に「貴方の心、癒します」なんていうノリは最低だと思う。今日はもうあと寝るだけの1日、だが明日、もう1度今後の方向性を再考しよう。創ってきた曲の幅は有り難いことに非常に幅広く多いのでいかようにも方向変換は出来る。

でもこの葛藤、もう10年以上も繰り返してきているんだよなぁ(--〆)。